大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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TVタックルがまた自転車叩き、厳罰化を執拗に主張

9月8日のテレビ朝日、昼のワイドショー番組「たけしのTVタックル」にて、また自転車叩きが行われていましたね、今回は商店街での自転車についてCMを挟みながらも19分にわたり繰り広げられました、扱われていたのは見たところ割と広い商店街だったのですが、脇にちゃんと整列して停められている自転車を放置自転車と叩き、通行している自転車を、とにかく禁止されているのだから違反だと咎め立てているものでした、そしてちょっと歩行者と自転車が近くになっているところを取り上げて、「いつ事故が起きるかわからない、処罰しろ、罰金を科せ!」と、ひたすら厳罰化を主張していました。この番組ではほんの少し前に自動車のスピード違反取り締まりには文句言うコメントを出していたのですけどね、

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自転車は事故が起こる前から危険があると決めつけて取り締まり強化に厳罰を主張し、車については実際にスピード違反が重大事故を多数引き起こしているにも関わらず、取り締まりには大きく文句を言う、実に車社会にとって都合のいい使い分けと言わざるおえません。

この番組のインタビュー内では「自転車でないと遠い」というような利用者の声も紹介されているのですね。必要に応じて自転車を使いやって来た客を犯罪者扱いするようなところからは人も離れ、きちんと駐輪場が整備されている郊外のスーパーなどに行ってしまうのではないでしょうか。そうしたマスコミや行政によるいわゆる「違法駐輪追放キャンペーン」なるものは、大規模店側の利益の為に旧来の商店街にダメージを与えるための策略ではなかったか、そんな思いもしてきます。