大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

露骨な自転車差別迫害報道を展開するマスコミ、特に全国紙

昨日2月16日にはあの自転車ひょっこり男の初公判があったとのことで、

www.asahi.com

このように普段交通事故のことなどほとんど報じない朝日までもが、これを機会に自転車を攻撃してやろうと、各全国紙(毎日は地方枠)が自社サイトの全国枠にてこの件を嬉々として取り上げていました、産経は大阪版にも記事が載っていました。それこそ各新聞社はこの件をあの常磐道あおり事件みたいに盛り上げたくて仕方がないようですが、あのように無理やりにまで車を止めさせて、実際に暴力までも振るったものとは映像の衝撃度も違いすぎますよね。ましてや最近になっても実際に死者が出ているようなあおり事件のニュースも多くあるのに、

news.yahoo.co.jp

この件など全国紙各紙は完全に無視でしたね。

一方一昨日の2月15日にはこのようなひどい死亡ひき逃げ事故もありました、

 

www.tv-wakayama.co.jp

横断歩道で後ろから左折してきたトレーラーにはねられる、被害者の側からは避けようのないまさしく酷い乱暴な悪質運転による事故と言えるでしょう。それで気になるのは容疑者がこのような供述をしていることです、

「事故を起こしたことは知らなかったので逃げてはいません」

人をはねても気づかなくなるかもしれない大型車だからこそより丁寧な運転が必要なはずですが、大型車が乱暴な運転をして、それで気付かなかったから無罪とかされたらどうしようもありません。そして恐ろしいのはこういった供述が本当に通って無罪になりかねないということです、

delalte.hatenablog.com

私も以前こういったブログ記事を書いていました。またこうした無罪判決が出かねません。そして今回のこの和歌山ひき逃げも、全国紙のウエブサイトでの取り扱いは辛うじて毎日が地方枠で扱っているのみで、他の4紙は完全無視です。そして和歌山県からすると隣にあたる、各全国紙の大阪版紙面でも扱いは全くありませんでした。この頑とした無視の仕方、まるで再びの無罪判決が出るのを邪魔しないように、この事件が知られないよう気を使っているかのようです。自転車の加害案件では逐一報道して厳罰を煽り、一方自転車が被害という場合は報道の監視も全くないまま寛刑が下されるというわけです。「自転車に乗ってるやつがどんな酷い死に方しても知ったことか、ただし車に少しでも迷惑かけたら容赦しないからな」こういう差別感情に基づいた報道を、特に朝日、読売、日経、産経の4全国紙は行っていると言えます。