何だか最近死亡ひき逃げ(もちろん車による)が頻発しているのですが、
11月12日千葉市中央区車同士の事故で1人死亡もう一台の車の運転手逃走2台とも盗難車(17日少年逮捕)
11月13日栃木県鹿沼市ひき逃げされ72歳女性死亡(16日自首の容疑者逮捕)
11月13日千葉県柏市車にひき逃げされ男性死亡(19日19歳学生逮捕)
11月16日兵庫県伊丹市ミニバイクの女性2人車にひき逃げされ1人死亡1人重体容疑者逮捕信号無視飲酒
11月17日新潟県長岡市路上で女性死亡車がひき逃げか(18日容疑者逮捕)
11月17日名古屋市中村区都心環状線逆走ミニバイクの男性大型トラックにはねられ死亡別の車がひき逃げも
11月18日愛知県豊田市自転車同士衝突転倒した男性車にひき逃げされ死亡
11月19日岐阜県岐阜市ひき逃げされ自転車の男性死亡(20日容疑者逮捕)
11月19日岐阜県八百津町車にひき逃げされバイクの男性死亡1時間後現場に戻った容疑者逮捕
11月20日横浜市栄区車にひき逃げされ老夫婦死傷(21日少年逮捕酒飲んだ帰り)
ごく最近だけでもこの通りです、マスコミが自転車ばかり悪者にしているのとは裏腹にものすごい勢いで車による死亡ひき逃げが発生しています、マスコミは車の危険性の方にもっと目を向けなければいけないんじゃないでしょうか、この中でも横浜市栄区の事故現場の画像を見ましたが、正に絵に描いたような住宅街の中の歩道も無い狭い道でした、マスコミはやたらと歩道を走る自転車を槍玉にあげますが、それよりも、私も個人的に常日頃から危険な思いをしていますが、歩道も無いような狭い道を図体のでかい車がスピードを出して走り抜けていくほうがよっぽど危険に決まっています、マスコミは自転車槍玉報道にもの凄い時間と熱意を費やす一方で住宅街の狭い道でも飲酒運転車が暴走している状況を放置し、今まさにこういった事件が起こってしまったというわけです。
またマスコミ報道そのものがこうしたひき逃げ事件を引き起こしているということも考えられます、マスコミは一連の自転車叩きの中で自転車の運転の細かいとこまで粗探しをして、事故の原因は全て自転車側にあるかのような報道を行っていたわけですが、それがドライバー側に全て悪いのは向こう側だ、交通弱者側だ、というような被害者意識を呼び起こし、そしてそれが事故が起こったときにも「自分は悪くない」という思いにつながり、逃げてしまうということに繋がっているのではないでしょうか、またよく言われることですが飲酒運転厳罰化により飲酒事故よりもひき逃げのほうが罪が軽いということもあるでしょう、上記の事件でも2件が酒がらみということがわかっているのですが実は他にもあるのかもしれません。
とにかくマスコミの煽りとは裏腹に頻発してしまっている車による死亡ひき逃げ、この流れを止めるには今からでもマスコミは今までの自転車叩きに費やした以上の時間と熱意をもって車の危険性を訴えていかなければならないでしょう。