大阪府がこのようなことを企んでるらしいですね、
大阪府、性犯罪前歴者にGPS義務化 強姦は全国2位、条例検討
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110302/osk11030210150005-n1.htm
強制わいせつの認知件数が全国最多になるなど、性犯罪が多発している大阪府が、性犯罪前歴者の所在を監視するため、衛星利用測位システム(GPS)端末の携帯義務づけなどを盛り込んだ条例の検討を始めたことが1日、わかった。同様の検討は宮城県でも始まっているが、再犯防止に期待の声がある一方、基本的人権の面から疑問視する意見もあり、府の方針は波紋を広げそうだ。府によると、警察庁が4月から13歳未満の子供に対する性犯罪前歴者への再犯防止指導を強化することなどにあわせ検討を開始。全国で先駆けて条例制定を目指す宮城県の草案では、県警本部長の意見があった場合などの条件で、知事は性犯罪前歴者の所在を監視するため、GPSの常時携帯を命ずることができ、必要に応じDNAも提出させられるなどとしている。
府の担当者は「自治体として独自に性犯罪被害者の視点に立った施策を検討していることは評価できる」としたうえで、「条例化には課題も多いが、宮城県の草案も参考にしながら、府警とも連携して検討していきたい」と述べる。
昨年の犯罪統計によると、府内の強制わいせつ認知件数は1078件と全国最悪。強姦(ごうかん)は東京に次いで119件と全国で2番目に多かった。また、昨年1〜8月には、小学生をねらった強制わいせつ事件が123件発生、東京の59件の2倍を超えている。
こういった人権面から見て問題のある方策を、取調べにおける数々の問題が噴出していて、その人権意識に疑問符がつく大阪府警に任せようというのですから実にうんざりする話です、こんなことより余りにひどいサービス残業、長時間労働が行われた団体や、内部でひどいパワハラ、暴力行為が行われた団体(部下に実弾入り拳銃を突きつけたりした*1大阪府警もここに入れなければなりません。)や、未成年に酒を飲ませて泥酔させたり、急性アル中にした団体(ここには兵庫県警、京都府警が入ります。)などを公表、監視とかする方がよっぽど人権擁護の面から必要で有効なことだと思いますけどね。
それにしても気になるのが数字の出し方です、
昨年の犯罪統計によると、府内の強制わいせつ認知件数は1078件と全国最悪。強姦(ごうかん)は東京に次いで119件と全国で2番目に多かった。また、昨年1〜8月には、小学生をねらった強制わいせつ事件が123件発生、東京の59件の2倍を超えている。
非常に限られた数字しか出されていないような感じがします、全国最悪といっても大阪も減っているのだけれど他がもっと減っているのでそうなっているのかもしれませんし、わいせつ事件と一言で言っても摘発範囲をどんどん拡大していった挙句、摘発、被害が過去最悪などと煽り立てる児童ポルノ案件*2と同じ様なことが行われているのかもしれません、過去の数字を一切出していないことからも何か隠そうとしている要素があるような、イメージ操作的なものを感じます、この不十分な数字しか出さないまま有無を言わさず強行しようとする余りに強引なやり方、あたかも脛に傷持つ政府が批判をごまかす為、戒厳令でも出して強権でもって強引に押さえ込みを謀るかのような嫌な感じがします。