テレビ朝日が今日の昼のワイドショー「ワイド！スクランブル」でまた自転車叩きを展開していましたね、東京の荒川河川敷での自転車速度を槍玉にしたものでしたが、路幅が狭いところや、人の多いところならまだしも、幅の広くて人の殆ど居ないところで計測して速度がどうとか、せっかく車の危険に晒される事無く自由に走れる空間があると思いきや、今度はマスコミがそれをも潰しにかかるという、一体どこまで性格が悪いのでしょうか、そんなことを言うのなら狭い住宅街を走り回る車の方がよっぽど邪魔で危険ですし、実際に事故を起こし、人を傷害、もしくは殺しているのです、テレ朝スタッフはさぞかしあらゆる速度規制を完璧に守っているのでしょうね、また河川敷内ということに限って見ても、大阪の淀川では自転車に対しては散々邪魔な柵を設置しておきながら、
車は駐車させるために河川敷に引き入れ、
このように見るからに狭い誘導路をもスピードを出して走るのを放置しているのです、それこそ中には３０キロ以上出していそうな車もあるのですが、自転車がちょっとのびのびと走っていたりするとたちまち潰しにくるマスコミも、車が河川敷にまで乗り入れてきて、これだけ狭いところで大きな顔をしてのさばっていることに関しては何も触れません。
一方１５日の朝日新聞は、社説下のスペース「記者有論」コーナーにて地球温暖化を持ち出し、原発再稼動を主張していました(朝日のWEBサイト、少なくとも無料部分では掲載無し)、系列のテレビ朝日や朝日放送では散々自転車に対するネガティブキャンペーンを繰り返しておきながら何の冗談でしょうか、本当に地球温暖化が大ごとなら、まあ物資運送のトラックは仕方が無いとしても、たかだか個人の移動にCO2を排出し、なおかつ夏場にはクーラー熱でヒートアイランド現象を加速させている自家用車などというのは真っ先に制限すべき対象で、一刻も早く自転車への置き換えを進めなければいけないものでしょう、もちろんそんなことは自動車業界との兼ね合いからマスコミは決して主張しないのであり、つまりは地球温暖化などというものは、マスコミにとってはただ原発を推進する為に都合良く使う方便ということなのでしょう。
