また朝日放送(夕方ローカルワイド番組「キャスト」１２日放送)で自転車の危険を煽り立てていましたね、例の浪速区裁判を取り上げたり、対歩行者事故数が増加！などと警察が操作出来る数字ばかり出してきたりと、もう完全に相変わらずのお馴染みの内容でしたが(何故か背後に延々と流れていた坂道を下る自転車の映像、全然問題の無いものに見えたのですが)、その一方、関西の各マスコミが金輪際取り上げていない交通関係のニュースにこういうものがあります、
全日本交通安全協会、秋の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20111007_482391.html
反対に死者数の多かったのは、大阪府の9人を筆頭に、静岡県（5人）、北海道、埼玉県、新潟県、大分県（各4人）だった。
２位にほぼダブルスコアの差を付けて断トツのワーストワンじゃないですか、結局マスコミのやってきたことといえば、死亡事故の抑制には実は何の効果も無いノーブレーキピストなどの自転車の危険ばかり煽り立てて、警察のリソースをその取り締まりに向かわせ、その成果がこの結果というわけです、実際マスコミは自転車の歩道走行ばかり問題にしますが、大阪の街で私が良く遭遇するのは路肩が違法駐車で埋め尽くされ、狭くなった御堂筋やなにわ筋の側道においてもなお自転車を目の敵にして後ろからクラクションを鳴らし、乱暴に優先権を主張して追い抜いていく車です、横暴な車による車道の危険な状況を放置しておいて自転車ばかり邪魔者扱いというのは無いでしょう、そしてそういった車は往々にして歩行者に対しても同じように横暴に振舞っているのです、クラクションを鳴らし私の自転車を乱暴に追い抜いていった車が、先の交差点では左折する際に青信号で渡っている歩行者に対しても乱暴にクラクションを鳴らしているのを見たこともあります、またつい先日でもこういった追い抜きによる重大事故も起こっているのです、
車4台絡む事故で2人死亡＝1人重体、3人重軽傷―秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000059-jij-soci
こういった乱暴な運転をする車をどうにかするほうが交通安全、交通死者減少の為にはよほど大事な筈なのですが、マスコミのやっていることはといえば自転車を槍玉にするばかりで、こういった暴走ドライバーは意図的に放置され、そして実際に重大事故を起こしているのは彼らなのです、実際の交通安全の為にはマスコミの暴走する一方的な自転車叩きを止めさせ、真に危険な暴走ドライバーに目を向けさせることこそが大事でしょう。
