大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

未成年者を酒の危険から守る為、酒の未成年者への販売規制を撤廃しよう。

なにやらこのようなことが話題になっているようです、

飲み会断るのは「あなたと話すことに3000円の価値ないというのと同じ」 明大新入生へのアドバイス巡りネットで大論争
http://www.j-cast.com/s/2013/04/10172855.html?p=1

飲み会を断るなんて、それは喧嘩売っとんのか?とでも言いたげな脅迫めいた言説ですね。大学新入生とはストレートで入ればもちろん、一浪していてもほとんどはまだ未成年のはずです、その未成年者に向かって「飲み会断ったりしたらどうなるかわかっているだろうな?」というようなこの言説、こういうものこそ青少年に悪影響を与える、というより及ぼす有害情報だと言えるでしょう。そもそも未成年者が自ら望んで勝手に酒を飲むより、こうした大学の新歓コンパの場での飲酒強要の方が死亡にも至るような重大事故が数多く起こっていますし、強要されるのですからより深刻で重大な犯罪のはずです。なのに死者が出るような重大事でもマスコミはベタ記事止まり、逮捕者も金輪際出ません。何といっても京都府警に兵庫県警など自ら未成年警官を泥酔させたりしているのです、この未成年飲酒を規制するはずの組織が未成年者飲酒を黙認、恐らく強要していたであろうというこの事案、これは麻薬取締官が麻薬密売組織とグルだったというくらいの衝撃であるはずなのですが、これについてもマスコミはせいぜいベタ記事止まりでした。代わりにマスコミや警察が熱中しているのは未成年者が自ら飲酒することの取締りです。未成年者に酒を売った業者の摘発は常に厳しく行われていますし、死者が出ても大学での飲酒強要については全然取り上げないマスコミが、駒苫卒業生が上下関係も無く自ら酒を飲んだことについては大々的に糾弾しましたからね。大人の社会では酒を互いに飲むことによって親交を図り、団結を増す、そういう考え方もあるでしょう。しかし飲酒を強要されかねない立場に居る者が、一方では自ら酒を買うことが出来ないというのはおかしなことではないでしょうか?これでは未成年者への酒の販売規制というのは、酒に慣れない未成年者を酔い潰して愉しむという娯楽の為に、未成年者を酒に慣れさせないままにしておく為のものだということになってしまいます。これほどの虐待、人権侵害というものはないでしょう。そう言われたくなければ、まず未成年者への飲酒強要は厳罰をもって撲滅させなければならないはずですが、警察そのものがそういったことに手を染め、マスコミにも問題意識が皆無な状況でこの方策は難しいというならば、未成年者への酒販売規制などは全撤廃して、未成年者が自ら酒に慣れておくという防御策を取れるようにするしかないでしょう。