大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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なお一層の自転車迫害を目論む公明党京都市議団

今月9日の毎日新聞サイト毎日jp、京都地方欄にこんな記事が出ていました、
公明党京都市議団:自転車安全利用へ条例 議員提案へ /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20100909ddlk26010593000c.html

公明党京都市議団は8日、自転車の安全利用を進めるため、市自転車安心安全条例案を発表した。安全教育の義務化や利用者らに保険加入を求める項目などを盛り込んだ。9月市議会で議員提案する。

 市は車を使わない「歩くまち」を掲げており、今後、自転車の利用増が予想されることから、安全な利用やマナーの向上を促すのが目的。所属議員らは市民や業者から聞き取った意見も参考にし、条例案をまとめた。同市議団が政策に関する条例案を提案するのは初めてという。

 同様の条例は府も制定しているが、同市議団の案では、市内は観光客のレンタサイクルの利用が多いことから、レンタル業者の自転車保険加入を努力義務とする▽学校に安全教育を義務づける−−など、独自規定も盛り込んだ。【田辺佑介】

何やら保険加入を求めるなどと昨今の毎日新聞キャンペーンの尻馬に乗った形の嫌らしい自転車への圧力ですね、大体において京都市というのは中心街から自転車のみの排除、迫害をしているところです、例えばこの商店街、

こんな垂れ幕がかかっており自転車の通行禁止が謳われています、にもかかわらず通行する自転車が後をたたないということで過去毎日放送が槍玉に挙げたりしていたところです、ところが、
 
このように自転車どころか自動車もバンバン通行しているのです、自転車の通行を禁止しているのは自動車が自由に気ままに通行したいが為なんでしょうか?
そして京都の中心街メインストリートといえば四条通りに河原町通りですが、
 
このような表示が出ているように歩道どころか車道からさえも自転車が完全に排除されているのです、その一方、路側帯上では、

このように高島屋前などはちゃんとタクシー乗り場に指定され、客待ちタクシーの駐車場となっています、他にも四条通り、河原町通りの路側帯は路上駐車であふれています、これだと車が路側帯を自由に駐車スペースとして使いたいが為に自転車を排除しているということになりますね、とにかく車の利便性の為に邪魔な自転車は徹底排除する、その政策の成果がここにあるのでしょう、無論その政策の露払い役を務めたのは自転車の危険を声高に叫ぶマスコミです、京都新聞は2000年秋頃に投書欄まで総動員して自転車叩き大キャンペーンをしていたのが記憶に残っています、そして今回の公明党京都市議団のこの動き、この京都市の自転車迫害政策の黒幕はこの方々だったのでしょうか?
まあ自転車迫害ということでいえば邪魔な嫌がらせ柵を作りまくっている大阪府もたいがいなものですけどね、そういや大阪も公明党の強いとこでしたね。