大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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ノーブレーキピストなんて見たことないや

毎日新聞にこのような自転車叩き記事が掲載されたようです、
銀輪の死角:ブレーキなし「ピスト」 暴走、違法競技用車 事故多発、取り締まり強化
http://mainichi.jp/select/jiken/ginrinnosikaku/news/20100908dde041040008000c.html
競輪などトラック競技で使われるような自転車「ピスト」をノーブレーキのままで街中で乗り回すような人が増えているとの事です、そんなもの私は見たこと無いですけどね、何やら下り坂でもペダルを回し続けなければならないとか(もちろんスピードに応じた速い回転で)、そんな面倒くさいもの自分としては興味もわきませんが、いずれにせよ危険ですからブレーキは付けておいてほしいものです、毎日新聞をはじめとして何かにつけて自転車のあら捜しをして槍玉に挙げようとしている人々は多いのですから、その中において更に挑発するようなことをするのは控えてほしいものです。
しかしちょっと調べてみたところ、

広告への登場 [編集]
2007年4月9日、ナイキ社はブレーキを装着していないトラックレーサーを抱えた若者たちが公道に立っている写真に「ブレーキなし。問題なし。Just do it!」というコピーを添えた壁面広告を製作し渋谷パルコの壁面に貼りだした。しかしこの広告が前述違法行為を誘発・是認するものではないかという苦情が殺到し、数日で撤去された。
2007年8月1日、マガジンハウス社の雑誌『BRUTUS』はノーブレーキピストが登場する日本マクドナルド社のペイドパブリシティ記事を掲載させており広告分野においてノーブレーキピストが登場する機会が増えている。
2008年9月、蛯原友里資生堂ANESSAの広告においてノーブレーキピストを小道具に使用(ロケーションはアメリカ国内の設定である)。

Wikipedia ノーブレーキピストより引用

このようなノーブレーキピストの利用を煽るような動きもあったとか、このWikiの記述によれば、こういったノーブレーキピストの考え方はアメリカ発祥のものであり、それがナイキ社の広告にまで出てくるということは、こういった動きもアメリカ国内では即座に拒絶され、排除されるものでは無かったという事でしょう、そこのところは動力付きキックボードなどもマスコミキャンペーンによって徹底的に潰されたわが国とは違ったおおらかさというか、いい加減さというものを感じます。