昨日１０月１７日各新聞にこんなニュースが載りました、
勝手に生徒から集金、野球観戦…高校教諭
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101016-00000622-yom-soci
読売新聞 10月16日(土)15時47分配信大阪府守口市の私立大阪電気通信大高校で、３０歳代の元男性教諭が２００６年１０月までの２年半、学校に無断で生徒から教材費などとして計１２６万円を集め、甲子園での野球観戦や飲食代などに使っていたことがわかった。
元教諭は「母親に給料を管理され、小遣い以外に自由に使える金が欲しかった」と説明しているという。
元教諭は０７年６月の問題発覚直前に辞職し、全額返済しているが、同校は保護者が指摘した今月まで府への報告を怠っていた。
同校によると、元教諭は０４年４月〜０６年１０月、担任クラスの生徒ら１０６人から教材費やアルバム代などとして５０００円〜１万円を徴収したが、教材やアルバムは渡していなかったという。
０７年６月に卒業生からの指摘で同校は問題を把握したという。
元教諭は顧問だったサッカー部の生徒から集めた金を巡るトラブルで同年４月に退職しており、同校が説明を求めたところ、事実関係を認めたという。
元教諭は熱心な阪神ファンで、金券ショップで高額な観戦チケットを購入し、甲子園に通っていたという。
要はよくある教師による教材費ちょろまかし事件です、今回の場合はその使途がギャンブルなどではなく阪神だったということでしょう、それはともかくこの事件、０４年とか０６年とか０７年とか遥か昔に起こってとうにけりがついていることを何で今さらこんな大々的なニュースにしなければならないのでしょうか？それもわざわざ阪神が巨人とクライマックスシリーズを闘っている最中というこの狙いすましたかのようなタイミングで、これだとマスコミによる阪神ファンを嫌な気分にさせるだけの卑怯な嫌がらせ行為以外の何者でもありません、しかもこの記事によれば、
同校は保護者が指摘した今月まで府への報告を怠っていた。
とか、わざわざこのタイミングでのニュースとなった背景には巨人ファン橋下知事をトップに頂く大阪府当局の関与をうかがわせる記述までもあります。
まあ昔はこのような謀略報道はよくありました、過去には８５年に対巨人３連戦の直前に岡田選手のオカマバーで撮られた写真が写真週刊誌に晒されるなどということもありましたし(その直後の巨人戦は３連敗)、８７年開幕直前には掛布選手の飲酒運転、バース選手のスピード違反が相次いで発覚し大いにマスコミに叩かれ、９９年開幕直前にはご存知サッチー騒動の勃発ということもありました(８７年シーズン、野村監督の３年間共に悲惨な事に)、こうした謀略めいたことをマスコミにされる度に阪神ファンは読売、ひいてはそのボスであるナベツネの邪悪さというものを思い知らされることになるのです。
そうです、阪神タイガースとは読売を筆頭とした悪の大マスコミ連合からは常に迫害される立場なのであり、阪神巨人戦というものはその邪悪な読売、ナベツネを倒す為のいわば聖戦の舞台ともなってしまっているのです、だからこそ阪神ファンは必死になって応援し、巨人にはありとあらゆる誹謗中傷があたかもマスコミへの鬱憤を晴らすかのように投げつけられるのです。
などとここまで書いてきましたが、冷静に考えるとこうやって阪神ファンが必死になって阪神を応援してセリーグを盛り上げるということ自体ナベツネの掌の上で踊っているということにもなるんですよね、そうして考えると今回のあまりにも見え透いた、むしろ久しぶりで懐かしい感じまでもするこの報道、クライマックスシリーズの最中でも今一盛り上がりに欠ける(ここで勝ってもナゴヤドームで中日に勝てる気は全くしませんしね)気もする阪神ファンをけしかける意図があって流されたニュースなのではないか、という気さえもしてきます。
