大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

毎日放送が画期的報道!?なのですが…

12月13日の毎日放送夕方ニュース番組VOICE憤懣本舗コーナーは、

「歩行者専用道路に車、車、車…」」
http://www.mbs.jp/voice/special/201012/13_30911.shtml

というもので「自転車および歩行者専用」のはずなのに自動車がひっきりなしに入ってくるという道路が紹介されていました。
ここは淡路駅近くのごちゃごちゃしたところですね、とはいえここはもう少し向こう側(北東側)に行けばちゃんと車も通れる広い道があるのですが、どっちにしろここらへんは細い道が入り組んでいて特に車で来たりしたらかなりややこしいだろうとは思います、まあスクールゾーンもそうですがこういった物理的に遮断するわけでなく、只よそ者の車を締め出すといった規制はなかなか難しいのでしょうし、実際に取り締まりが行われているといった話もほとんど聞いたこともありません、かといってスクールゾーン破りの車が死亡事故を起こすこともあったように完全に無視してもいいという問題でもないでしょう、歩道の自転車には目くじらを立てるマスコミもこういった件については全く取り上げず、この放送がここ数年では唯一のものと言っていいくらいです、その面では今回のこの報道、極めて画期的といえるものだったのですが、VTR最後のコメントがこのようなものだったのはどうでしょうか?

「時代と共に車が増えるのは仕方がないので、行政も警察も実情に合わせた方針を打ち出してほしいものです。」

となっています、これだと「車が増えるのは仕方がないので、実情に合わせて車が横暴に色んなところに我が物顔で入ってきても住民は我慢しろや!」とでも言っているように聞こえてしまいます、自転車に対する態度とは違って自動車側の横暴に関しては最終的には容認する方向でまとめなければいけない、これが自動車業界から多額の広告料を貰っているマスコミの限界というものでしょうか?