まあ考えてみれば東京を中心とした首都圏がどうなれば壊滅してしまうのか？というのを想像してみたとき、一番簡単に思いつくのが浜岡原発、巨大地震発生が予測される活断層の直上に建つという危険極まりない原発、がどうにかなって、その放出放射能で首都圏が覆われ、パニック状態となってしまうというのが一番可能性が高く、実現性があることだと思われます、例え東京を直下型巨大地震が襲ったとしても横浜、さいたま、千葉全てがそろって全滅するということは考えにくいのですが、放射能であればその全てをくまなく覆いつくすことが出来るのです、今回の福島第一は偏西風のおかげで風向き的にはあれでも思いっきり運が良かったわけであり、一番放射能が飛び散っていたのはむしろ東の海上なのです、そして浜岡に何かあったと仮定した場合、偏西風に乗って放射能が首都圏に多量飛び散ると簡単に推測出来るわけであり、むしろ首都圏を、東京を壊滅させて、名古屋に遷都させるという野望を達成する為に浜岡原発が造られたのではないか？とでも思えるほどです、言ってみれば中部国が東京国に狙いをすました浜岡砲といったところでしょうか、ところが中部国や関西国も、もんじゅ砲、米仏も匙を投げた爆発ナトリウムを身にまとう危険極まりない代物を炉内中継装置(燃料つまみ上げ装置)一つまともに作る事が出来ず、また情報隠すわ重要人物が突然自殺するわといった無能で腐った組織がいじくり回すという悪夢のような話、というとんでもないものに狙いを定められているわけです、何だかパワーバランス上、浜岡砲の存在が必要なのか？とでも思ってしまうほどです。
まあ本当に浜岡がボンして東京壊滅などという事態になれば、中部電力首脳は日本を滅ぼした主犯として世界史に名を残す事になるでしょう、それも警告もあったわけですし、何より別に浜岡を止めても電力が逼迫するわけでもないと、何かあれば一躍東電幹部以上の極悪人、いま一番何も起こらないように祈らなければならないのは、ヒヤヒヤしているのは中電の幹部達でしょう、この浜岡発電所は中部電力唯一の原子力発電所なわけであり、ここを止めてしまえば中部電力は原子力発電分がなくなってしまうわけですが、このご時世ではむしろそれはプラスなことでは？と思います、この大震災以降、東電は論外としても他の各電力会社もそれぞれ株価を落としているわけですが、唯一原子力発電を行っていない沖縄電力のみが値下がり幅が小さく済んでいるのです、ここで中部電力が原子力を止めてしまえば却って株価も上がったり、企業イメージもアップしたりしていいことばかりな気もするのですが、それでも意固地になって浜岡を止めない中部電力、何だか日本の電力会社には「原子力発電を必ず行い、その比率を高めなければいけない」というノルマというか掟が存在しているかのようです。
