大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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常時左折可は車の横暴を更に加速させるだけ

何やら都知事選ではある泡沫候補が常時左折可、車は赤信号でもそのまま無視して左折なら出来るようにする、など唱えていたみたいですね、常時左折可の交差点なら、歩行者を完全に排除した形での常時左折可は知りませんが、車に横断歩道を横切らせる形の常時左折可のところなら私も2つほど知っていました、いずれも西宮市、
甲武橋のところと、

甲子園近くの、

この交差点です。
 
このように赤信号を無視、青信号の横断歩道を横切る形でどんどん車が進入していきます、もちろん車が侵入出来るといってもそれはあくまで歩行者など交通弱者に危険や圧迫を加えない限りにおいてであり、その姿が横断歩道上に見られたときには当然車は止まらなければいけないはずです、ところがこれらの交差点で見られた光景はといえば横断歩道上に人が居てもどんどん侵入してくる車であり、
 
挙句の果てには歩行者にクラクションを鳴らしてまで先を急ごうとする傲慢なドライバーの行状さえ見られました、私も甲子園近くのこの交差点で普通に青信号の横断歩道を渡っていたにも関わらずクラクションを鳴らされ、一緒に居た友人が激怒したりしたものです、その後抗議もあったのかどうなったのか知りませんが、甲武橋交差点の常時左折可は廃止という事になりました(2004年頃)、

甲子園近くの方はまだ続行しているようですが、最近は行っていないのでどのようになっているかは知りません、このような常時左折可の交差点というものは奈良県岡山県に多いとか、いずれにせよこれは交通量の少ないのをいいことに(この西宮市の2交差点は決して交通量が少ないということはないのですが)車の信号無視を容認するということに他ならないわけであり、このような交差点が存在している限りは歩行者、自転車の信号無視について警察、マスコミがやたら目くじら立てるということは弱いものイジメに他ならないでしょう。