大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

読売新聞はどうしようもない

昨日の朝日放送サイトにこんな記事が掲載されていました

<大阪>飲酒運転ダメ!一斉検問


(12/23 12:36)


飲酒の機会が増える年末、大阪府警が昨夜からけさにかけて、府内一斉に飲酒検問を実施しました。

飲酒検問は府内全域の81ヵ所で、きのう午後6時から12時間にわたって警察官585人態勢で実施されました。今年、大阪府内での飲酒運転による事故は、先月までに255件発生。死者の数は20人にのぼり、いずれも全国で最悪です。特に死者数は去年の2倍です。今回の検問は飲食店が集まる盛り場を中心とし、11件の飲酒運転を検挙しました。大阪府警は飲酒の機会が増える年末、警戒をさらに強める方針です。

大阪府内の飲酒事故は全国最悪、死者数は前年の2倍なんて、えらく深刻な事態じゃないですか、自転車の危険とかで大騒ぎしているマスコミは何故このことをほとんど黙殺しているのでしょうか、朝日放送においてもこの日の夕方ワイドニュース枠では一切このことを扱いませんでした、ほんと、NHKも含めて夕方ニュース枠では一切自動車にネガティブなことはしませんね、自転車叩きは大々的にやるのに。
一方読売新聞はといえばこんなことを大々的に記事にしています、

自転車赤切符、大阪で4倍に…ピスト摘発強化
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111222-OYT1T00835.htm
自転車の悪質運転者に、大阪府警が今年、道路交通法違反容疑で切った「赤切符」が、昨年の4倍近い約200件に増えたことがわかった。

 2人乗りや信号無視などに加え、「ピスト」と呼ばれるブレーキのない競技用自転車による事故が全国で相次いだことから取り締まりに力を入れ始めたためだ。ピストを巡っては、ブレーキの取り付け依頼が自転車店に殺到するなど、摘発強化の効果も表れている。

 府警によると、大阪府内では昨年、自転車が歩行者に衝突する事故が231件発生し、10年前の4倍以上になった。自転車同士の事故も、同じ期間に6倍の489件へと増えた。

 このため府警は、悪質運転者の取り締まりを強化。8月にはピストや運転中の携帯電話使用の摘発に乗り出し、2009年に37件、昨年が57件だった赤切符の交付件数が急増した。違反別では、21日現在で2人乗りが87件(昨年36件)、信号無視が52件(同21件)と昨年の2倍以上に。ピストなどが該当する制動装置不良も45件(同0件)あった。京都府警でも20日現在で24件と昨年の6倍に。5年前は7件だった兵庫県警も、今年は11月末までに197件に増えている。

 大阪府警はピストについて、前後輪ともブレーキがなければ即座に摘発。信号無視や携帯電話は、再三の警告を無視した場合に摘発するとしている。

(2011年12月23日13時11分 読売新聞)

飲酒事故がまさに死者も激増という極めて深刻な事態だというのにそのことについては一切黙殺、隠蔽をしながら、警察の取締りを自転車の殊更な取締りという無意味な方向に向けさせたということをこの新聞は誇らしげに自画自賛しているわけです、この新聞は原発もんじゅも堂々と推進するし、昨日の社説など八ツ場ダム続行の勝利宣言でした、無駄な公共事業は続行させ、原発も推進、詐欺としか言えない核燃サイクルまでも推進、TPPも大推進、一方では財政危機を喧伝して福祉は切り捨て消費税は増税、少数意見を切り捨てる小選挙区制を更に推進、キリスト教団体と組んで表現規制も推進、飲酒事故でどれだけ死者が出ても気にせず黙殺して車の横暴無法は野放し、一方自転車は殊更悪者にして、保険会社に有利な死人に口無し事故処理を促進と、読売新聞の目指す先には暗黒の未来が待っていると言わざるおえません。