大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

橋下市長は子供をいじめて泣く顔を見るのが大好き

今日(21日)朝日新聞大阪版ローカル面に、

中学給食「全員を原則に」
大阪、橋下市長「評判いい」

などという記事が出ていました(今のところ朝日サイト無料部分、及び他マスコミサイトには掲載無し)。

「できれば全員喫食を原則としたい。特別な理由がある場合のみ家庭弁当、と区長に判断してもらいたい」

早速こういうことを言い出してきています、嫌なものでも残さず食べさせる、いかにもそういう意味も含まれているかのような勢いの発言です。
給食で嫌いなものでも残さず食べる、必ず25メートルは泳げるようになる、これらは絶対正義の課題であり、それが出来ない子供は延々と昼休み中も残され、プール補習もさせられるというわけです、それらが出来ない子供は欠陥品というわけであり、存在を許されず、謂れの無い責めを受け続けさせられ、みっともない姿をさらし続けても仕方が無いということです。何より重大なことはこれはいわば正義の下に行われることであり、文句を言うことも出来ず、(橋下市長の好きな)強制により行われることなので逃げ場が無いのです、いわば公的機関によっていじめが行われるようなもので、またいじめっ子達にもいじめの理由を提供しているようなものです。
それに過去堺市で起こったO157食中毒事件では生徒に残さず食べるように指導していたため原因食材の特定が出来なかったともいいます、そういう指導をすることは安全面から見ても脅威であると言えるでしょう*1
そもそもこの給食、選択制で始まったものの選んだ生徒は少なく、だからといって強制とはあまりに乱暴で生徒の選択権と人権を無視した行為と言えるでしょう、マスコミの調査によれば給食導入賛成が多かったとのことですが、それは何らかの誘導でもあったか、操作があったのではないでしょうか?また例え多数が給食の導入を要求していたとしても、それを望んでいない生徒もいるはずです、嫌がっているのに無理矢理強制するというのは児童虐待に他なりません。

*1:水泳授業による死亡、重体事故も多数起こっています