大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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東京都中野区は自転車を目の敵にする一方車の横暴は野放し、それが原因で重大事故も

東京都中野区は自転車の横暴が目に余るとかいって以前日テレにて取り上げられていましたし、ついこないだもあたかも自転車ナンバー制答申提出の露払いかのようにNHK昼ニュース(全国枠)にて警察による取締りの模様が流されていたものです。
実際、行ってみると

このように自転車を槍玉にするかのような表示が目立ち、そして、

撤去されたときの費用はなんと5000円も徴収されます、占有面積を考えると車と比較してもいささか過重すぎるのではないか?と思わざるおえません。
そうしてまで自転車を目の敵にする中野区ですが、私が行った時には自転車の姿自体そんなに見かけませんでした、むしろ目にしたのはこういった、
 

車による横暴行為です、自転車の横暴行為などとTVに映し出されていたのはほんのラッシュ時の短い時間だけの光景のようです、ラッシュ時ということならそれこそ車はこんな、
 
光景を日常的に現出させているのですが。
そしてその中野区で起こったのがこの事件、

危険運転致傷容疑:警笛鳴らし81歳はねる 運転手を送検
http://mainichi.jp/select/news/20120921k0000e040190000c.html

ラクションを鳴らしながら信号の無い横断歩道に突入して人をはねるなんてひどすぎます、「急いでいた」とかいう容疑者のこの言い草、横断歩道上でもクラクションで人をどかせてまで我が物顔で通行しようというこの行為は相当横行していたのではないでしょうか、このあまりにひどい事故は自転車にのみに偏った取り締まり、及びそうするように仕向けてきたマスコミによって車の横暴行為の取締りがおざなりになり、そして引き起こされたとも言えるのではないでしょうか。
そしてあまりにも身勝手と言えるのがマスコミです、マスコミは過去自転車のベル鳴らしについてまで横暴だと大いに糾弾してきたではないですか、それなのに何倍も横暴で危険なクラクション鳴らした上での人身事故に対してなんで沈黙しているのでしょうか、それぞれのマスコミサイト(無料部分)を一通り見てみても掲載があったのは産経、毎日新聞にフジテレビだけです、これでは自転車のベルなどまでわざわざ持ち出したのも自転車を槍玉にするという目的がまずあった上での作為と言わざるおえません。中でもひどいのがNHK(東京)です、この事件に関しては完全黙殺した上で何食わぬ顔をして、

自転車にナンバープレートを
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20120924/5223211_20120924053331_e887aae8bba2e8bb8ae381abe3838ae383b3e38390e383bce38397e383ace383bce38388e38292.html

今日このように自転車ナンバーを推進するようなことまでやっているのですから、直近のひどい車による事故を完全黙殺した上でナンバー制などという自転車規制を押し進めようとするとは、あまりに一方的な自動車業界、警察天下り団体の利益のみを考えた弱いものいじめ報道姿勢です。このような横暴な団体が庶民から強制的に金をむしりとる権限を持つなんて、これこそ圧制というものです。