今日の新聞テレビ欄、関西テレビ夕方ローカルワイド番組「スーパーニュースアンカー」のところに「自転車にも赤切符！」と書かれていました。関西テレビは一昨年秋のやたらマスコミ全体が自転車叩き一色になっていた時でも、珍しく追随をしていなかったところで、その点に関しては評価をしているところだったのですが、そこにもとうとうこういうことをさせるという、車業界か警察かはわかりませんが、圧力の恐ろしさというものを感じるところですね。
さて内容はといえば、まずはいつものように自転車のルール違反している様子がこれでもかと映し出され、次には歩道や横断歩道ではとにかく歩行者の妨害になるから降りて押せ、徐行しろとフルコースの内容だったわけですが、そのVTRには終始路上駐車が映っているのに一切触れられず、相変わらず車については取り上げないまま自転車の携帯ながらばかり糾弾、歩道や横断歩道での妨害行為としきりに言い立てていましたが、そういうことでまず思いつき、実際危険なのは車の、
こうしたものですし、ここは歩行者のみ、自転車は通行不可と紹介された道には堂々と路上駐車が鎮座。なんかもう自転車は厳しく取り締まってやるが、車の横暴行為はあっても当然のものとして容認しろ！と、脅しをかけられているような印象を受けさせられるものでした。出会いがしらの事故で、自転車は左側通行のほうが車から視認しやすく安全などとも言っていましたが、それはあくまで車から見た場合なのであって、自転車はそんな狭い道ではその逆方向から来る自転車や歩行者にも気をつけなければいけないのです。そもそもそんな狭い道に来てまで車の立場からの言い分ばかり垂れ流すのは一方的というものでしょう。最後には自転車の赤切符摘発が増加していることが紹介され、それについてのコメントは最初は文句をいうふうで、一瞬は自転車よりのものかとも思えたのですが、出た結論が、
「取り締まるなら免許制にしろ」
やっぱり警察のやりたいことの代弁でした。
