大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

京都市の横暴極まる自転車迫害策を諸手挙げて歓迎の関西テレビ

今日の関西テレビ夕方関西ローカルワイド番組「ゆうがたLIVEワンダー」にて、京都市が放置自転車強制撤去区域を市内全域に広げたことが扱われていました。番組では駐輪場が少ないという声も取り上げられていましたが、コメンテイターのコメント含め全体的にはこの京都市のやり方を全面肯定するような論調でしたね。
京都市中心部、特に四条河原町を中心とした辺りはほんと買い物客用の駐輪場もろくなものがないというのは、以前もこのブログで取り上げた通りで、

京都の駐輪場事情
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20140226/1393412928

四条通り、河原町通りの自転車のみ通行禁止ということにしろ、ほんと京都市の自転車迫害策は度を過ぎてますね。だいたい番組ではさぞ大事のように自転車の駐輪のみをさぞ大問題かのように喧伝していたわけですが、
 

商用のものを含め他都市同様京都市にも路上駐車なんていくらでもありふれてるわけです。もちろん占有スペースといい、視界を妨げることといい、路上駐車の方がはるかに危険なものです。毎日放送ちちんぷいぷい」にて石田英二氏は「商用のものはいいんです!」などと根拠もなく断言していましたが、もちろんそんなことはないわけで、路上駐車、路上駐輪いずれも違法なものとするならば、どちらもとりあえずはそれが見逃されている状態でしかないわけですね、商用のものであろうとなかろうと。マスコミは自転車のみに厳正な法執行を大々的に煽っているわけですが、そうなると自転車利用者(断念者も含む)の目はおのずと路上駐車にも厳しくなり、またろくに駐輪場を確保できない商店街も反感を買い、結局は駐輪、駐車スペースをちゃんと確保できるイオンモールが勝利するということになるでしょう。むしろこの方向へと誘導するということがマスコミの策なのかもしれません。