大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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大阪梅田の駐輪場事情

梅田というのは大阪市北区の中心街、いわゆるキタと呼ばれている所ですね。この梅田というところ、以前から安心して自転車を停めれる場所がなかなか無かったのですが、最近の自転車槍玉の流れに乗った行政の敵視政策の推進により益々辛い状況になってきているといったところでしょうか。例えば、

このヨドバシカメラ前とか、

ロフト前とか、以前は多数自転車を停めれて、なおかつ誰の邪魔にもなっていなかったものですが、警備員が配置され神経質に排除されるようになってしまいましたね。

梅田ロフトの駐輪場といえば、以前は安心して停めておける数少ない穴場みたいなところだったのですが、今ではこのように常時溢れ返って使えなくなってしまいました。まあ以前の駐輪場とは場所が違っていたりするのですが。

今の穴場といえばこちらですかね、わかりにくいですが丸善ジュンク堂にある駐輪場、これは入り口です、

中はこの通り、やはりいつも満車気味、

そして、しばしば満車表示も出ています。他で停めておける場所がなくなってきているので、数少ない停めれる場所に集中してしまうのですね。

かつての旭屋書店前とか、

第三、第四ビルのところとかも、むかしは普通に停めれていたのですが、今はこのような駐輪機に置き換わって、美観とか場所占有的には何も変わらない中で、手間ばかりかけさせられるようになってしまいました。

この駐輪機というもの、ママチャリだとその重みで傾いたり、ハンドルが横と干渉したりでしばしば苛立たされるものなのですが、これ考えてみればスタンドのないロードバイクにとっては都合のいいものなのですね。盗難の危険も考えなくてはならない高価なロードバイク所有者からすれば、雑然と自由に停めている状態よりも、こうして管理されている方が良いのかも知れません。

ただ、このように新しく作られたところでは無料時間が短くなってきていたり、また同じところでも無料時間を短くされたりと、駐輪条件を勝手に悪化されかねないという怖さはあります。

ここはこうした機械式駐輪場で最もメジャーな場所、ヨドバシカメラ裏のところですね。2時間の無料時間というのは買い物して回るのに急ぎ足で行けば何とかなる時間ですが、ゆっくりすることは出来ず、落ち着かない感じになりますね。料金を払えばいいじゃないか、と言われるかもしれませんが、元々電車賃をケチって来ているわけであり、なるべく少しでも支出は抑えたいですね。

この歩道橋の下など駐輪があっても全く誰の迷惑にもならないところなのですが、わざわざこんな風に置物を置いて塞いでしまっていますね。

これは北新地の光景です、北新地においては荷卸車、路上駐車が散々まかり通っているにも関わらず、マスコミによって駐輪ばかりが問題視され、厳しく撤去が行われるなどとされていたところなのですが、これでみたところ元の木阿弥、駐輪も結局取り締まれないということなのでしょうか。もっとも常時観測しているわけでもないので、言い切ることまでは出来ませんが。

最後に何といってもここですね、府立中ノ島図書館です。ここも以前は何の問題も無く自転車を停めれていたのですが、このように全然停められないようになってしまいました。駐輪場の案内もありましたが、

かなり離れている上に地下にまで行かなければならないとか、無料時間も非常に短く不便にも程があります。古今東西図書館はいろいろありますが、駐輪場を全く備えていないなんてここくらいではないでしょうか。まあここの図書館も意図的な客減らしのためか、「ビジネス街だからビジネス書だろ」という考えからか、段々とお堅い本ばかりになっていっててもうあまり行くこともないです。自転車でここまで来ているのだったらもうちょっと足を伸ばして長堀橋の市立中央図書館まで行った方がいいですね、なんと全国各地の地方紙まで置いていたりします。なおこの中ノ島図書館、今は工事中とかで、

現状はこのようになっています。