今日のテレ朝の朝のワイドショー番組、羽鳥慎一モーニングショーにて「自転車スマホ注意動画」なるものが取り上げられていましたが、ひたすら不快なものでした。注意と題されていますが、実態は私人逮捕、言葉遣いも乱暴で威圧的、脅迫と言っても差し支えないものです。さすがにコメンテイター達も不快を表明していましたね。撮影者は差し迫った危険があるからしょうがない、みたいなことを言っていましたが、確かに自転車スマホながら運転は違法行為で、しかもよく見かけるものです、私も自転車に乗っていてスマホながらや車道逆走自転車にヒヤッとしたりイラッとしたりもしますが、それ以上に危険で横暴な運転をする車に多く遭遇していて、それに対する怒りの方が大きいですね。スマホながら運転に関しても、目立ちませんし、報道量も自転車のものに比べれば全然少ないですが、車の方がはるかに多くの死亡事故を引き起こしているのです。自転車の違反行為がそれこそ悪の象徴みたいに大きく取り上げられ、なにをやってもいい(放置自転車は持ち去り自由にしてしまえ！)と、それに対する制裁が大いに煽られ、一方車の違反は棚上げ、矮小化される(どうでもいいところでネズミ捕り)、そうしたマスコミが作り出した、いわば弱いものいじめの風潮の末にあるものとしか思えません。
