１２月２６日朝日新聞のホームページ、それも全国枠にこのような記事が載りました、
実際の朝日大阪版紙面にも２６日夕刊の社会欄に
このように結構大きな記事が出ました。この中では今月１２月２１日に起こった別のひき逃げにも言及するなど、自転車によるひき逃げは漏らさず伝えるという決意が伝わってきます。そこまで自転車のひき逃げにこだわる姿勢を見せている朝日新聞なのですが、その前日１２月２５日には同じ大阪で別のひき逃げ事件で容疑者が逮捕されたというニュースがあったのですね、
盗難車を無免運転で死亡ひき逃げ、これ以上に悪質なひき逃げ事件はそうはないといったところです。それでこの件に関して、他のマスコミも読売、毎日新聞はネットに掲載なく、大阪版ローカル面に辛うじて最小記事が載っているだけというまことに頼りない状態なのですが、朝日新聞はなんと完全黙殺なのですね。自転車のひき逃げについては重傷ひき逃げでも大きく伝え、一方車に関しては盗難車での無免で死亡ひき逃げという悪質さ、重大さでも、地元でも全く報じないというのは流石に異常な事態ではと言わざるおえません。これを報じないというのなら、車によるひき逃げを報じる機会は果たしてあるのでしょうか。車の事故に関しては報道をゼロにして、一方自転車に関しては大きく報じる、こうしたことを続ければ、さも道路上の安全に対する最大脅威は自転車であるかのように喧伝することが出来ます。そこまで言うのはオーバーとしても、そんなに実例もないというのに、ワイドショーのみならず新聞までもが「自転車もあおり」などと大きくあおりたてたように、全マスコミが隙あらば自転車を貶めようと虎視眈々としています。今回の朝日新聞にはそれが極端に現れましたね。
