大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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飲酒死亡事故まで無視しながら自転車規制には饒舌、恥も外聞もない関西マスコミ

今日のワイドショーでは、前日の自転車青切符閣議決定を受けて、日頃車がどれだけ悪質重大事故を起こしても悉く無視しているワイドショーが、まあ饒舌に自転車の危険や取り締まりについて語っていましたね。自転車の違反割合だけ指摘しながら事故相手のものには触れないという詐術も相変わらずでしたが、テレ朝「大下容子ワイド!スクランブル」では、「自転車の事故が増えている!」と口では説明しながら、フリップに示されていたのは関与率が上がったというグラフ、新たな手口を見せてくれました。関西ローカルワイドショー番組ではMBS、ABC、YTVが10分程度時間を割いていました(ABC、YTVは騙し討ち)、関西マスコミは今までも車はどれだけ死亡事故を起こしても全然報じなかったのですが、ついには先月2月13日の飲酒死亡事故までも全社グルになって隠蔽(辛うじて報じた朝日読売新聞もローカル欄最小記事のみでネット不掲載)というとんでもないことをしてくれました。自転車を声高に危険だと告発しながら、車は飲酒死亡事故まで引き起こしても視聴者には知らされることもなく、まさに関西マスコミが事実を知らしめない壁となって隠蔽されるのです。車はいくら死亡事故を起こしても悉く無視した上で、自転車は危険だと言い立てる、まさしく差別扇動報道だと言えるでしょう。差別と言えばMBS、ABC、YTVの関西各社は自転車の取り締まり対象にしれっと自転車イヤホンなんて入れていたのも特徴でしたね(関東系では見ず)、車のカーステは全く不問のままマスコミのキャンペーンによって自転車イヤホンだけが問題視されるに至ったというのはまさに差別の象徴でしょう。それに大阪ではカーステの影響が強く疑われる事故まで起きているではないですか、

www.asahi.co.jp

この件もまずネットに上げられた動画が話題になったものであって、それがなければ報道があったかどうかもわかりませんね。

車はいくら重大事故を起こしてもマスコミはろくに伝えず、自転車は事故を起こす前からマスコミが危険性を逐一指摘して危険を煽る、飲酒死亡事故までも無視しながら自転車規制強化を主張するマスコミは、あたかも飲酒取り締まりのリソースも自転車に向けろと警察に要求している形です。MBSは「みんなで安全な環境を築いていくことが大事」などと締めくくっていましたが、飲酒運転をはじめとした車の危険を防ぐ努力は関西マスコミは全く放棄しているのが実情です。