大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

この文章はいわゆる「2件目の事件」について政府や行政機関などの関与を推測したり示唆したりするものではありません、勘違いしないでよね!

このことについては実は気が付いている人は多いんじゃないか?とも思うのですが誰も書き記していないみたいなので、私が書いてみます。
2005年11月22日広島小1女児殺害事件 → 2005年12月1日栃木小1女児殺害事件(遺体発見は12月2日)
2008年5月2日豊田市女子高生殺害事件(遺体発見は5月3日) → 2008年5月7日舞鶴高1女子殺害事件(遺体発見は5月8日)
2008年9月18日福岡小1男児殺害事件 → 2008年9月21日東金市女児殺害事件
ここに挙げた事件はいずれも未成年者が突然殺害された事件です、それもこれらは短期間の間に2件続けて起こっているのです、いずれも行きずりの犯行とされ(福岡の事件に関しては後に母親の犯行と判明しましたが)大きく報じられた事件です、このただでさえ社会に衝撃を与え、大きく報道される事件が短期間に同時多発的に連続して起こったとなればどうなるでしょう、事件の衝撃は一層倍加され、犯罪への恐怖で社会は恐慌をきたし、そのことは翻って捜査当局の更なる強権化や、問題の多い規制の強化を容認することにもつながるでしょう。
それで気になるのはこの1件目の事件と2件目の事件、捜査が進展している場合はその進展の仕方に大きな違いが見られるということです、
1件目の事件
広島小1女児殺害事件 → 7日後ペルー人容疑者指名手配、翌日逮捕、裁判においても犯行事実に関する争いは無し。
福岡小1男児殺害事件 → 4日後母親を逮捕、裁判においても犯行事実に関する争いは無し。
2件目の事件
舞鶴高1女子殺害事件 → 11月15日容疑者を別件逮捕、以降家宅捜索を繰り返すも証拠品は発見されず、容疑者も容疑否認のまま。
東金市女児殺害事件 → 12月6日容疑者逮捕、自供はしたものの弁護側は誘導によるものと主張、証拠品にも別鑑定を持ち出して裁判では全面対決の様相に。
といったように極めて対照的なものとなっています。
いわゆる1件目の事件に関しては容疑者を検挙出来ている場合にはいずれも早い時期にすんなり拘束していて、その後の裁判においても事実関係の争いは生じていないのに対し、2件目の事件に関してはいずれも一筋縄ではいかない展開になっています。
舞鶴の事件に関しては唯一の証拠ともいえる監視カメラ映像も「体格で同一人物とみて矛盾しない」などという極めて弱々しい認定ですし(というよりこの言い方だとこの映像はこの容疑者のものではないことの証明にはならない、としか言っていないように思えます)、殺害に至る経緯においても偶然真夜中に出くわした見ず知らずの初老の男に高1の少女が何キロにもわたって付いていき、殺害現場となる河川敷にも真っ暗闇の中ガードレールを越えてこの男の指示するまま自らの足で赴く、といったかなり無理のある推測をしていかなければなりません、東金の事件についても素早く遺体を遺棄するのはこの容疑者には無理だ、と言う話もありますし、また知的障害者の供述の任意性はどうか、ということは当初から指摘されていたことでもあります、言ってみればどちらもかなり冤罪の可能性をもうかがわせる展開となっているのです、またこの舞鶴の容疑者については過去に殺人や監禁の犯行歴があり、直近にも別件逮捕の罪状にもなった賽銭の窃盗などをしていたということですし、東金の容疑者は一部報道によれば女性への声かけや付きまとい行為を繰り返していたということです、ようは双方の容疑者とも事件の起こる前から不審人物として認識されていた、ということです。
またこの3件の「2件目の事件」、感じるのは極めて手際がいいことです、栃木の事件においては誘拐現場から遺体発見現場までかなり離れているにもかかわらず何ら足取りを掴まれていないようですし、舞鶴の事件でも長い距離を移動しているにもかかわらずあんな状態の悪い映像しか残されていません、東金の事件も前後の目撃証言からすると遺体の遺棄にはもの凄い早業が必要とのことです、こうなると何だか組織的犯行ではないかとでも思えてきてしまいます。
事件の影響が極大となるようなタイミングでの犯行、あらかじめ目をつけられていたかのような元から不審人物の容疑者、この舞鶴と東金の「2件目の事件」についてはあたかもこの容疑者に罪を着せる、ということが最初からこの犯罪の計画の中に含まれていたかのような気もしてきます。
それではこの2人が真犯人ではなかった、濡れ衣だったとして仮定してみるとこれらの事件の真犯人は一体誰なんだ?という疑問が生じてきます、それではこれらの犯罪が起こって一番利益になる団体があるとしたらそれは何なのでしょうか?これらの衝撃的で大きく報じられる事件が、それも連続、多発的に起これば社会は一種の恐慌状態に陥り、権力側がその気になれば気に入らない者をいつでも抹殺できるように捜査機関に更なる強大な権限を与えたり、そういった環境を整える問題の多い法律の制定の場面でもそれに対する抵抗の動きを封じてしまうことが出来るでしょう、ということはこれらの事件の真犯人は?
などと書いてきましたが、幾らなんでも政府やその配下の組織などが自らそんな事件を起こすなんてひどいことはあるわけありませんよね、ということでこの文章はこれらの「2件目の事件」について政府や行政機関の関与を推測したり示唆したりするものではありません。
勘違いしないでよね!