大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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自ら率先して自転車迫害行為を行う大阪市当局

昨日(2月9日)の読売オンラインにこのような記事が載っていました、

御堂筋歩道、自転車押し歩きでたのんまっさー!
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110209-OYT1T00325.htm
大阪市は新年度、御堂筋の歩道で、自転車利用者に押して歩くことを呼びかける社会実験を1か月間にわたって実施する。


 自転車が歩行者の間をすり抜けて走るなど危険な走行が目立ち、事故も発生。道交法は歩道の自転車通行を禁じておらず、市は「お願いベース」としているが、利用者の反応を調べ、事故防止対策に活用する。

 社会実験は、夏以降に淀屋橋―難波間の約3.4キロ・メートルで実施。指導員を主要な交差点に配置したり、啓発用の看板を置くなどして協力を求めるほか、迂回(うかい)路も紹介する。

(2011年2月9日13時41分 読売新聞)

なおWEBでは見かけなかったものの1月27日付けの産経新聞大阪版にも同様のことを書いている記事がありました、さて『自転車は車道走行』と歩道から追放しようとする動きが自転車を敵視する側からあるわけですが、私は何回か車道を自転車で走っていたときに大阪市バスに後ろからクラクションを鳴らされたことがあります、つい先日などは横断歩道で信号待ちをしている人が居たので少しでも距離を取ろうと道路中央よりを走っていたところ*1、後ろから大阪市バスにクラクションを鳴らされました、歩行者の安全を考える上においても非常に危険な行為と言えるでしょう、このように大阪市当局自らが車道上でも自転車を迫害する行為を行い、また脇道においても、
 
このように商売上必要なのかも知れませんが、路上駐車が溢れ、その横をトラックがひっきりなしに通るという自転車が通行するには非常に危険な空間となってしまっています、このように車道からは自らが追い出す行為をして、脇道においても通行に危険な状況を放置しておいて唯一まともに通れる道の御堂筋からも自転車を追放しようと企むとは何たる弱いものイジメ迫害行政かと思います、平松市長自らが放置自転車追放!などと駐輪行為を根絶やしにするよう掛け声を上げ、その手下の市バス運転手達は車道上で自転車を迫害、そして今回はこのあたりでは唯一そこしかまともに通れない御堂筋からも締め出しにかかるという、何たる自転車迫害行政なのでしょうか、平松市長は邪魔な自転車を根絶やしにしようとでも目論んでいるのでしょうか?

*1:やってくるのが自転車ぐらいだと歩行者が信号無視してくるかもしれませんし、そこまでいかなくてもちょっとぐらい車道に突然はみ出してくるかもしれません、人を確認しているのに歩道ギリギリを走行するなどというのは非常に危険なことと言えます、またこういう場合、後方確認が足らないからだ、などと言う人がいるかも知れませんが、だいたい後ろからけたたましくクラクションを鳴らしてくる車などというのは確認しようもないほどはるか後方からスピードを上げて突っ込んできているものです。