ＪＲ西、大阪駅バリアフリー対策 仮設エレベーター設置へ
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110729/osk11072909030005-n1.htm
2011.7.28 22:58
ＪＲ西日本の佐々木隆之社長は２８日の定例会見で、５月に開業した新しい大阪駅のバリアフリー対策として、ノースゲートビルディングに仮設エレベーター１基を設置すると発表した。今年中の使用開始を見込んでいる。ノースゲートビルディング１階にはバスターミナルが新設されたため、北側から駅に入る際は階段で２階に移動せねばならず、車いすの利用者らは地上を大幅に迂（う）回（かい）する必要があった。
ＪＲ西によると、当初は梅田北ヤード（うめきた）との同時開業によって連絡通路が設けられる予定だったが、うめきたの開業が平成２５年にずれ込んだ影響で、エレベーターは設置されなかったという。
年内の使用開始を見込むって、もうしばらくはこのままの状態のようです、それに横断歩道を作ることを申し出たものの府警に安全を理由に断られたとか、安全を理由に歩行者が一方的に不利益を被る例だと言えるでしょう、そもそもこの北側のビルが出来たとしても、ヨドバシカメラとの通行は改善される様子もなさそうで、相変わらず不便な状態になるであろうことが予想されるわけです、というかヨドバシが除け者にされている感じもしますね、仲が悪いのでしょうか？元はといえばヨドバシもこの土地をJR西日本から買ったはずですが。
そういえば朝日放送がまたなんかやっていましたね、自転車が信号無視や、ケータイながら運転をしているさまをまたしつこく映し出し、そして大阪府警が自転車取締り強化に乗り出したことを誇らしげに伝えていました、大体この何回も放映されている信号無視なんですが、これはいわゆる信号が変わる間際の駆け込み横断というもので、そんなもの車がやってるところなど、時には歩行者用信号が青に変わってからも横断していくところなど幾らでも見ていて最早日常風景ともなっているのですが、ケータイながら運転にしても自転車は乗っている人が剥き身なわけですからどうしても目立つわけです、よく見ればケータイながら運転の自動車も幾らでもいる訳で、そしてそっちの方が加害者となって深刻な事故を起こす確立は高いのですから、そこのところを全く伝えず、自転車ばかりしつこく槍玉にあげ続けるというのは一方的な弱いものいじめ報道だと言えるでしょう、一方同じ日の毎日新聞(WEB大阪欄)にはこのような記事が載っていました、
交通事故死：１１１人、全国最悪 取り締まり強化へ−−府内・今年上半期 ／大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/archive/news/2011/07/28/20110728ddlk27040371000c.html
◇“複数死”急増
府警交通総務課は、今年上半期（１〜６月）に府内で起きた交通事故での死者数が１１１人に上り、６月末時点で全国最悪だったと発表した。飲酒運転など事故１件で複数人が死亡する重大事故が急増。警察庁の記録が残る１９６６年以降、大阪は年間での死者数がワースト１になった年はないといい、府警は「年間での全国最悪を阻止するため、取り締まりを強化したい」としている。
府警によると、６月末時点の事故件数は２万４０１２件（前年同期比５７３件減）、負傷者は２万８５６１人（同８９８人減）。だが、死者数は前年同期比で２５人増えた。大阪に続くのは東京（１０７人）、愛知（１０３人）となっている。
府警の分析では、大阪市住之江区で１月にあった事故では飲酒運転で乗用車の３人が死亡。トラック運転手の居眠り運転が原因とされる茨木市の名神高速での玉突き事故（６月）でも２人が死亡するなど、事故１件で複数の人が死亡するケースが急増。昨年ゼロだったのが、今年は６件で死者１３人を数えた。
おおむね３０キロ以上のスピード超過による事故での死者が１４人（昨年同期比８人増）に上り、昨年はゼロだった１３歳未満の死者も４人となった。
府警は今年の死者数の目標を、過去最少だった１９８人（０８年）を下回る１８０人以下に設定している。【服部陽】
この記事によれば大阪では今年、飲酒運転での大事故も起こり、またスピード違反での死亡事故も大幅に増えているとのことです、要するに朝日放送は、死亡事故を減らす為に飲酒運転やスピード違反を取り締まらなければいけない大阪府警にマスコミの力で自転車取締りを強化させたことを誇らしげに報じた、というわけです、うっとうしい飲酒検問やねずみ捕りに割かれるはずのリソースを自転車に向けさせることに成功したと、どこまでも朝日放送は横暴ドライバーの味方なんですね。
それにしてもこの大阪駅北や大日地下道や歌島橋のように一方的に交通弱者ばかりに不利益を付け回すように次々と道路が改変されていき、そしてそれに耐え切れず不規則な横断をしてしまった場合には過失責任を厳しく問われ、一方自動車側の注意義務というものはどんどん削られていく、そしてその流れを全面的に後押しする弱いものいじめマスコミ、この有様こそ格差社会というものなのでしょう。
