大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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今度はよみうりテレビで自転車叩き、目の上のたんこぶスポーツ自転車を排除したいマスコミ

今度はよみうりテレビの「ミヤネ屋」で12分にわたり自転車叩きが行われていましたね。まず冒頭で映し出されたのは梅田(大阪の中心街)交差点を通り抜ける自転車の姿でしたが、いかにも問題あるかのような扱い方だったわけですが、そもそもあそこは自転車侵入禁止でしたっけ?あまりそういう表示は見かけた記憶が無いのですが。自転車が歩道を走れば難癖をつけ、そして車道を走っていても文句をつける、ただ単に自転車を排除したいだけですね。また例えあそこが自転車侵入禁止だったとしても、あそこは不当に自転車の通行だけが排除されているところであり、それに対する抗議としての強行突破は私としてはありであると言わざるおえません。何しろ車はちょっと渋滞し始めれば、
 

鬱憤晴らしにこのような横暴な抗議活動を繰り返し、しまいには、この梅田の交差点もそうなのでしょうが、それだけではなく大日、歌島橋など各所にこうした地上からは交通弱者の通行を排除してしまうろくでもない交差点が産み出されてしまうのです。このような自転車のみを槍玉にし続ける各マスコミの姿勢は、車中心の道路行政の横暴を追認し、交通弱者全般の生存権利を脅かすものでしかないでしょう。
またその後も自転車の色んな行動を問題視していましたが、印象に残ったのは「歩道をスポーツ自転車がスピードを出して走られると歩行者が危険だが、買い物の主婦も走れないようになるのはどうか」というコメントでした。このスポーツ自転車がスピードを出して歩道を走り回り、歩行者を危険に陥らせる、といのはマスコミが好んで画きたがる図式なのですが、実際にそういう状況は生じているのでしょうか?そもそもそういったスポーツ自転車はタイヤの幅が狭く、でこぼこした歩道は苦手なのです(その上歩道は嫌がらせのようにスピードの出ないブロック敷き路面になっていることも多いです)、かつてフジテレビでそういうスポーツ自転車が歩道を暴走する絵を撮ろうとしたものの(いかにもやらせという感じでした)、全然スピードが出ているように見えず、全く様になっていなかったこともありました。そもそもそういうスポーツ自転車に乗る人は車道を走れば幾らでもスピードを出せるわけであり(明らかに車道の路面の方が自転車のスピードも出ます)、また遠出をすれば嫌というほど走れたりもするわけです、そういった人が狭くて込み入ったところまでやってきた時にスピードを出そうとするでしょうか?まあ中にはそういう人もいるかもしれませんが、私には少数派であるとしか思えません。結局自分達が車道を気兼ねなくスピードを出して走るには邪魔なスポーツ自転車を駆逐したい、そういうマスコミ人の自分勝手な本音が表れたコメントでしたね。