昨日の朝日放送「キャスト」にてまた歩きスマホがどうとかやっていましたね、そしてVTRでは案の定自転車ながら運転の映像も流され、糾弾の対象になっていたわけですが、これまた案の定車のながら運転については全く無視でした。先日もここで書いたように車でのながら運転も少なからず確実に存在しているというのに。車だけは特権的に違法行為も容認されるということでしょうか。そしてこのようなニュースも出ていました、
ながら走行罰則 京都府警がパブコメ 27日まで募集
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130702/kyt13070204120000-n1.htm
また何だか自転車のみ槍玉にした動きが蠢いているようですね。イヤホンまでも槍玉になっているようですが、そもそもカーステ操作中の重大事故も起こっていて、そればかりか大音量で外に向かってまで音楽を鳴らすような車、バイクにまでも遭遇するという現状で、殊更自転車だけ問題にされるのには疑問を感じざるおえません。そして携帯ながら、こんなことを言ってくるからには京都においては車の携帯ながら運転はさぞかし問題はないのだろうな、ということで行って見てみることにしました。そしたら、
居るわ居るわ、先日ちょっと歩いて見てきただけでこれだけ撮れました、20台以上見かけましたよ。言うまでもなく事故加害者になるという可能性から言えば、車が一番深刻な加害を引き起こしかねないものですし、何と言っても目撃もされ辛く、事故後の証拠隠滅も非常に容易なのです。例えばながら運転で事故を起こした場合でも、車の場合はほとんど闇に葬られ、自転車、歩行者の責任のみが問われることになりかねません、いや既にそうなっているのではないでしょうか。この車の危険な状況を放置したまま自転車のみをしきりに槍玉にして、新たに罰則までとはとんだ弱いものいじめと言わざるおえません。
なお先日毎日放送「ちちんぷいぷい」が取り上げていた、烏丸通りに作られたという自転車レーンもついでに見てきました。
まずはそこへ行く手前でこのようなものを見かけました、何だかこんなところで方向まで規定されちゃって、それこそこのような狭いところでは路上駐車や歩行者に応じて臨機応変に対応しなければ却って危険でしょう。脇道を警戒する意味でも自転車は真ん中を走ったほうがいいに決まっています、こんな道で無理にでも抜かそうという車があるのなら、それこそ危険運転というものです。それを無理やりにでも脇にどかせて車の走行を優先させようとは、どれだけ安全をはじめとして他の全てを犠牲にしてまでも車の快適走行というものを優先させているかがわかります。
さて、これが自転車レーンです、御池通りを越したところから始まっています、
早速配送トラックによって塞がれていますね、
配送ではなさそうな車によっても塞がれています、
ここが丸太町通り手前の終点部分、ぷいぷいの石田英司氏はさも当然のように「配送トラックは悪くない、荷卸は認められている!」などと言っていましたが、これまで見たところ特に配送トラックを許可するような表示は一切ありませんでした。石田英司氏はそれこそ何の根拠もなく、違法行為をさも認められているかのようなコメントをしていたことになりますね。
これが丸太町通り北側です、実に狭い歩道で危険そうですね、そしてもう自転車レーンはありません。自転車レーンといってもたった地下鉄一駅分です、早速路上駐車で塞がれまくっていましたし。四条、河原町通り自転車のみ走行禁止とかいうとんでもない迫害策をとってくる京都市、何の埋め合わせにもなっていませんね。