大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

あれらが全て火力であったなら

もし、一連のあれらの発電所が全て火力のものであったなら、
福島第一 → 津波で損壊、操業停止。
福島第二 → 津波で一部損壊するも早急に回復、稼動。
女川 → 揺れによって一部損壊するも早急に回復、稼動。
というとこだったんでしょうね、現地作業員や自衛隊の方々などが放射能の危険にさらされながら危険な作業をするなどということも無かったわけですし、福島の方々が避難する必要も無かったわけですし、これから東北の農家や漁業の人たちが風評被害に遭うということも無かったわけですし、何より福島第一原発周囲何キロもが今後居住禁止(これはもう現時点で確定でしょう)になるようなことも無かったわけです、それでもって被災者救出にももっと全力を振り向けられたでしょうし、輪番停電や節電の必要も無かったわけです、未だにどうなるか先行きが見えない原発の脅威に脅え続ける現状とは余りに違いすぎると言えるでしょう、だいたい日本が今までの原子力発電分が仮に火力発電だったと仮定してもデメリットといえば多少大気汚染が進み(でも放射能廃棄物に比べればマシでしょう、例え今回の事が無くても)、燃料費支払いが多少かさみ、CO2排出量が多いというぐらいなものです、今回のこの惨状による損失に比べれば屁みたいなものでしょう、まあ私達のまずしなければいけないことは、

日本のエネルギー政策は原発抜きには語れない。我々はこの都会で電気を使っていながらその供給元は別の地域に任せている。原発の確固たる安全性というものを前提に、甘えていた。まさか日本の原発がああいう事態になるなんて、僕は想像もしていなかった。原発の安全性は今までの考え方を白紙にして考え直さないといけない。
3月16日橋下知事会見より

この期に及んで、

日本のエネルギー政策は原発抜きには語れない。

などというこのような惨事を招いた誤った前提を、何の説明も無いまま問答無用に押し付けてくるこのような政治家に支持を与えないことでしょう。