また今日の朝日放送夕方ローカルニュース「キャスト」にて「暴走」とか「無法」とか言って自転車叩きが行われていましたね、まずは神戸の元町の自転車走行禁止の商店街を走り抜ける自転車が俎上に上がっていました、あの元町商店街というのは、私も行ったことありますがやたら長い商店街で、歩きで移動するのは非常に負担で、自転車で乗り入れたくなる気持ちもわかろうというものです、あの自転車進入禁止の看板は昔からあるものですが、そこを杓子定規に取り締まりなんかしたら来客も減るでしょうね。そして後半では昨年末相生市で起こった自転車加害死亡事故が取り上げられていました。自転車が数少ない死亡事故を起こすと、それみたことかとマスコミが必ず大きく取り上げてきます、横浜市での同様の事故も毎日新聞で詳しく取り上げられていましたし、一方大阪では車が１人くらい撥ねて死なせたくらいではどこのマスコミでも取り扱ってくれなくなりました、５大紙、６放送局すべて無視です、先月などとうとう死亡ひき逃げまでも無視し始めたくらいです、数少ない自転車加害事故については大きく報道されるというのに、もっと数多く起こって深刻な車加害事故については一体どういう状況の事故なのかも全くわからないまま、あまりに扱いに差がありすぎます、自転車加害事故については迫害の道具とする為大々的に取り上げ、一方車加害に関してはネガティブイメージを広げさせない為徹底的に黙殺、マスコミは被害者のことなどどうでもいいと考えていることを自ら白状しています、兵庫県といえば先月末川西市で死亡ひき逃げが起こっていて(５大紙大阪版完全無視)、未だ容疑者が捕まったというニュースを見ていないのですが、この件についても犯人逮捕につなげる意味からも大きく報道したらどうでしょうか。
だいたい「自転車事故が激増！」などと危機を煽りますが、この日出していた数字も兵庫県での自転車の対歩行者事故「件数」という、警察側である程度操作出来るものでした、何故数字を操作出来ない被害者数、被傷害者数はあらゆるところで金輪際出てこないのでしょうか。それに関西のマスコミは自転車の危険ばかり煽り立てる一方、大阪府と兵庫県の飲酒事故が全国ワーストワンツーフィニッシュを飾っていることなど全く報じません(大阪府がワースト１で兵庫県が２位)、昨年末にはMBSの放送作家も飲酒当て逃げを起こしていましたし、マスコミの度重なる自転車叩きには、警察の取締りを飲酒検問から自転車に振り向けさせたいという陰謀があるのではないのか？という邪推もしてしまうところです。
