しばらく反原発デモをサボっていたのですが、この最近の大飯原発再稼動の動きなどに危機感を覚え、久しぶりに行ってきました、まあ私が反原発デモをサボっていたわけとして、何だかやたら分裂していたり、PRが不十分な感じで直前でも概要が良くわからなかったり、ということもあったわけです、今回参加したデモも「２月１１日デモ開催」ってホームページの脇のほうにちょっと載っているだけで、もうちょっと大々的に告知をしてくれたらなって思います。まあこの日はもう一つのデモもあり、こちらはホームページでもちゃんと告知はあったのですが、場所が中心街から外れていてちょっとローカルな感じがしたもので。
こちらがデモの様子、関電前に差し掛かったところです、
関電前座り込みの方々の姿も見えますね。
人数も少なく、のんびりした感じのデモでした、再稼動を目論む勢力が蠢いている今、絶えず反原発の声を上げ続けなくてはなりません。
さて、この日にも告知はあったのですが、その翌日には
「橋下さん、ひどない!?☆橋下さんにひとこと言いたいプロジェクト☆」
というのがありました、当初は私はスルーするつもりだったのですが、その日の朝日朝刊の橋下市長インタビューの内容が、
「アジアとの競争に勝ち抜く為に国民は官僚がいいと言う年齢まで努力を続けろ」
「再分配は最高の教育で行う(それで困窮したら、それはもう最高の教育を生かせなかった自己責任というわけですね)」
橋下氏は職員や教員に競争と服従を強要しますが、その矛先は全国民にも向けられているということを、ご丁寧に自分から隠すこともなく言ってくれているわけです。
とにかく橋下氏の成長戦略といえば、国民は有能な奴隷となって成長に貢献しろ！っていうのしかありませんからね。
別のところでは個人の貯蓄に高率の課税をするとも言っています、これはもう庶民のささやかな持ち家まで根こそぎ奪い、あとは住資本を独占した寡占企業体によって吊り上げられた家賃を国民全てが常に支払わされると、これで支出増大＝消費回復というわけですね。
よく政治家には「増税するなら社会をこうするというビジョンを示せ」などと言われますが、今回橋下氏は見事にそれを見せてくれたわけです、その内容は資本主義と共産主義の最悪なところをかけ合わせた悪夢のようなものでしたが。
こうしたものを隠そうともしない橋下氏の姿勢に私もいささか危機感を覚え、予定を変更し、異を唱える人達にわずかばかりでも支援の意をあらわす為に、急遽見に行くことにしました。
最初は人数も少なめでしたが、ひとこと言う皆さんの熱い思いが伝わってきました、その後別の会場で集会していた人たちがデモ行進のあと合流すると、会場は人で一杯になりました、
橋下さん、あんたはいらな〜〜い、
その後市役所を人の鎖でつなぐ包囲行動も行われました。
橋下氏はやたらと民意を振り回しますが、決して大阪が橋下支持一色に染まっているわけではないことを示す、いい集会だったと思います。
あと、
このように戦闘的に挑発をしてくる集団の方々もいました、橋下氏はこういった方々に支持されているのですね、反橋下の意を表すと暴力的に威嚇される、何だか大阪維新の会がナチスのようにも思えてきました。
