東京都は放置自転車の撤去費に140億も掛かるとか言って、自転車ナンバー制とかいう世界でも類を見ない管理強化策を企んでいます、昨年度の撤去自転車数は69万台とのこと、これは駐車違反摘発80万台(こちらの数字はちと古いですが)に肉薄する数字です、そんなに駐車違反の害に匹敵するくらい放置自転車の害というものは深刻なのか?ワースト3にランキングされた赤羽、東京、新小岩駅前を見てみることにしました。
東京自転車危険地帯 放置自転車数第3位新小岩
また新小岩です、新小岩といえば、
このように駅前ぐるりと一周のタクシー駐車、一方放置自転車といえば、
まあこんなものです、これが「深刻」な放置自転車被害というわけですね、それよりも、
こうした路上駐車のほうによっぽど危険を感じましたけどね、もちろんタクシーで客を待ったり、荷下ろしで駐車することも必要な行為といえるのかもしれませんが、それなら通勤通学で駅前駐輪、買い物に来て駐輪ということもまた同様のはずなのです。
ちなみに、
撤去されたら3000円
東京自転車危険地帯 放置自転車数第2位東京駅
ここも放置自転車はといえば、
まあこんなところですね。
一方路上駐車も見られます、
横断歩道すぐ近くのものも見られますね。
駐輪場所の案内もありましたが、
遠い!
なお、
ここは撤去されたら2000円とのこと。
東京自転車危険地帯 放置自転車数第1位赤羽駅
さあ1位、東京都最悪と言われる赤羽駅駅前です。
こんなものですね、これが東京都最悪の放置自転車の実態とのことです。
それよりもすぐ横のタクシー溜りの方がよっぽど場所も取っていましたし、迫力もありましたけどね、
もちろん路上駐車もたくさん見られ、危険な横断歩道すぐ脇のものも見られます、
ここなどは確かに手前に自転車も見えるのですが、より安全の障害になっているのは明らかに大スペースを取って視界も遮る奥のトラックの方です。
ちなみにここは、
中野区に引き続き撤去されたら5000円とのこと、ほんと駐車違反と比較してこれは公平なんですかね。
結局どこでも見られたのは、神経質に撤去が徹底している自転車に対して、危険なものまで含めて放置されている路上駐車でしたね。
まあ考えてみれば自転車ナンバー制など導入ということになれば、それに掛かる費用は何百億、何千億ともなると思われるのであり、即ちそれは警察の利権ともなるのであって、この神経質に自転車を撤去する百何十億もの費用というものもそれへの布石、キャンペーン費用というところでしょうか。
もちろん憎きもしくはウザい自転車に窮屈な制限が加わるのならとにかく賛成!とばかりに、その企みを歓迎し、全面支援しているのがマスコミです、何せ路上駐車摘発、駐車監視員導入については散々文句振りまいているくせに、こと自転車に関しては、
ですからね。