先日、出かけた際、車道を自転車で走っている時に正面から逆走自転車が来たので避けるために道路の中央寄りに行ったところで後ろから車にクラクションを鳴らされるということが２回もありました。
で、どこに行けと。
確かに自転車の逆走は悪いことですが、現にそこに居るのだからとりあえず避けなければどうしようもありません、この状況を後ろから見てわかっているはずのドライバーがそれにもかかわらず無慈悲にクラクションを鳴らしてくるなどというのは、
「たとえ事故ってでも俺の車の前を空けろ！」
とでもいうことなのでしょうか？他にも路上駐車だらけで陰から歩行者などが出てきかねなかったり、狭い道で脇道から歩行者などが出てきかねない状況だと自転車も左端ギリギリを通行するなどというのはかえって危険で、道路の真ん中を通る方が安全の為には良いという状況というのも確かにあるのです、この上記のクラクションを鳴らされた件にしても１件は歩道はあるものの狭いような道でしたし、もう１件は歩道が全く無いところでした、マスコミは一切とりあげませんが(自転車のベルは大いに問題視するくせに)、こういう狭い道においても傲慢にクラクションを鳴らして優先権を主張するようなドライバーこそが自転車加害事故の増加をも招き(マスコミは全て歩道上でのものと誤解されるような形で自転車の対歩行者加害事故数を大々的に報じますが、その実態は恐らく歩道も無いような狭い道で、それも車に追いやられる形で道路の端を走らざるおえなかった自転車によって引き起こされたものなのでしょう)、交通安全全般にとって大きな脅威となっているのです。
そして一連の自転車叩き報道の中でも、日テレと朝日放送は、それこそ路上駐車を避けるために道路の真ん中側に出た自転車までもつかまえて、
「自転車は道路の左端を通行だろ！」
などということをやってくれました、まさに横暴ドライバーとしての目線がまざまざとあらわれています、これは上記のような車の危険運転を勢いづかせる悪質な煽り報道だと言うほかはないでしょう。
そして今日、このようなニュースがありました、
＜酒気帯び運転＞放送作家を逮捕 停車中の車に接触し逃走
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111214-00000031-mai-soci
こういうテレビマンが一連の自転車叩きに加わっていたかもしれないとすると、まったくもって暗然とする思いですね。
