このようなニュースが出たわけですが、
ピストバイク:東京都、一般販売禁止へ 2月に条例案提出
http://mainichi.jp/select/news/20130112k0000m040076000c.html
気になったのはピストバイク販売規制もさることながら、
さらに放置自転車対策として、従業員が自転車通勤する場合に、どこを駐輪場所にしているかの確認を企業などに義務づける。
というところです、都職員に義務づけるというのではなく、都内の全事業所の自転車通勤全従業員にそういうのを義務づけようというのです、えらく大規模な規制じゃないでしょうか。それならば駐車にもっとスペースが必要で、また渋滞、それに公害などの原因ともなっているマイカー通勤などはもっと規制されてもいいはずですが、会社が内規として規定するならまだしも、自治体などが公的な規制をかけるなどという話はまだこの国では聞いたことがありません。よっぽど影響の大きい車に関して規制が何も無いところで、自転車に対してのみ殊更規制を掛けようとは、それは単なる弱いものいじめの排除策ではないのでしょうか?
また商店の前に集配トラックが駐車しているところなど幾らでも見かけるのですが、
こうした多大な迷惑と危険を及ぼす事業者に、駐車場所の確保を義務付ける事の方がよっぽど急務で必要なことではないでしょうか?
だいたい昨年まで度々繰り返された東京における放置自転車の報道など、ほんの隅っこに置かれているようなものを、殊更大仰に報道されていた、いわば仕組まれたもの。これによって大規模な管理強化を進め、更なる規制を果たすという悪辣な企みしか見えてきません。