大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

弱いものはいじめながら、自らは悪質交通違反を繰り返す朝日新聞を廃刊させよ

この朝日新聞の記事、

自転車の信号無視、2回目罰金も 東京地検、最高5万円
http://www.asahi.com/national/update/0121/TKY201301210352.html

一応東京での話なのにも関わらず、今日の朝日新聞大阪版でも社会面の結構目立つところに大きく載せてありました、今日の朝刊といえばアルジェリアで日本人人質多数殺害判明や、桜宮高校体育科入試取りやめなど大きなニュースが立て込んでいたのですが、にもかかわらずこの自転車叩きニュースに関しては目立つところに入れてきたという訳です。またこの日には、これも朝日サイトに載っていたのですが、

阪急京都線の踏切で電車と車接触 男性が死亡
http://www.asahi.com/national/update/0121/OSK201301210106.html

大阪からよっぽど近い、このかなり京都の中でも大阪よりのところで起こったこのニュースを、朝日大阪版はもうほとんど見落とすような全然目立たないところにほんの小スペースでしか載っていなかったのです。車の及ぼすことについてはもう可能な限り絶対的に隠蔽するくせに、自転車槍玉の動きには嬉々として大々的に乗るという朝日新聞の姿勢が如実にあらわれた紙面構成でした。
一口に信号無視といっても図体の大きさからいって全然かわしきれず、すぐさま大事故に繋がる車の場合と、道の隅っこの方でコソコソと行われている自転車のそれでは重大性に大きな違いがあるはずですが、そこを乱暴に厳罰化の網をかぶせてしまおうというのが、完全にグルとなったマスコミ、警察、行政の企みなわけです。そもそも車で青信号を通過しようとしたら自転車が急に出てきたとかいう最も危険で悪質な状況などそうあるのでしょうか?ほとんどは信号待ちをしていたら、自転車が横を通り抜けていって「ああっ、信号無視をしているぞ!」といったところではないのでしょうか?右折、左折車、特に左折車が乱暴な場合だと、もう信号無視してしまった方が安全が確保出来る場合もありますけどね、いざ青信号になって渡ろうとしたら、乱暴な左折車に鼻先を掠められて危険な思いをするといったことは何度でもあります。一方所詮自転車など舐められているのか、私が自転車で走っていると堂々と信号を無視してくる歩行者に出くわすことはいくらでもあります、でもそれは全て見切った上で余裕を持ってかわしていますけどね。弱者にとって脅威となるような危険なものを乗り回しているのですから、その弱者側がちょっとくらい違反行為をしてきても、それに対する備えを常にしておくというのは当然のことです。そこで車はどうでしょうか?例えばもはや恒常的事態となってしまっているのが、全然弱者を優先する姿勢を見せない、明らかに法令違反の、信号の無い横断歩道においての車の行状です、

つい先日もこうした車によって重大事故が引き起こされてしまいました、

車にはねられ夫婦死亡 滋賀、会社員を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130120/shg13012013390002-n1.htm

この信号の無い横断歩道で2人も亡くなったという重大事故について、完全無視を決め込んでくれているのが朝日新聞大阪版です、滋賀は東京などよりよっぽど近いのですが。自転車に対しては違反を殊更に目くじら立てて追及するというのに、車に対しては一切そんなことをせず、実際に重大事故まで引き起こされても無視を続けるというわけです。その結果どうなっているのかと言えば、乱暴で危険な車の運転は温存されたままで、またそれを肯定するかのように、「気付いていなかったからひき逃げ無罪」とかいうような判決が多発されるという事態になるのです。そういえば一昨年には朝日新聞は「マナーの悪い自転車を歩道から追放しろ!」という社説を出しながら、その中には歩道通行を余儀なくされる最大の元凶路上駐車に関しての記述は一切ありませんでした。それどころかここ数年、朝日新聞紙面で路上駐車に関しての記事など全くといっていいほど見た記憶がありません、そして東西双方の朝日新聞本社前で見られるのが路上を占拠しているタクシーの列です、
 

弱者を殊更に糾弾し、権利を制限してしまおうという流れには無批判に乗っかるが、強者=自分達への権利制限への動きは何としてでも阻止するというのが朝日新聞のやり方なわけです。弱者の権利制限については諸手を挙げて賛成しながら、その弱者への迫害行為は率先して行うという、こうした朝日新聞を廃刊に追い込む事の方がよっぽど先決です。