昨日の毎日放送関西ローカルワイド番組「ちちんぷいぷい」において京都市山科区の放置自転車についてやっていました。また迷惑がどうだとかいうわけですが、取り上げられていた山科区役所の駐輪など見た目はインパクトはあるかもしれませんが、所詮役所の敷地内のもので、交通の邪魔になったり、危険につながったりというものではないわけです。私は京都市山科区には電車に乗ったまま通過する以外はほとんど行ったことがありませんが、唯一行ったときには、
早速このようなものを見かけました。横暴な路上駐車はことごとく黙殺し、駐輪ばっかりしきりに槍玉に挙げ続けて駐輪は神経質に排除される一方、危険な路上駐車は横行するというわけですね。そもそもこの番組は以前に何の根拠もないまま荷卸の路上駐車を容認するという大技も駆使していますからね、
毎日放送で車の横暴容認発言
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20130617/1371475773
自転車の迷惑は許さないが、車の及ぼすものは迷惑だからといっても必要だから容認しろ！というわけです。まったくもって絵に描いたような強者の横暴だと言えるでしょう。そして今日の放送では自動車税高いと連呼、自転車叩きの翌日にこれとは、ちちんぷいぷいは社会問題以外のことも多く扱い、他局のものと比べまったりモードの番組ではあるのですが、時にはその中にこうした車業界ベッタリというようなきなくさい一面も見せてきたりします。
なお、大阪では１日にこういうニュースがありました、
大阪で「交通死亡事故多発警報」を今年初発令、子供の事故の増加が顕著
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130901/waf13090112200011-n1.htm
このニュースについて、放送時間の大きい２日夕方の関西ローカル各局ワイド、ニュース番組*1をチェックしてみたところ、この日の放送で駐輪槍玉のちちんぷいぷい、度々自転車を目の敵にしているキャストも含め、この話題は全く扱われていませんでした*2。あれだけ歩行者の安全を言い立てて自転車のことを悪者扱いしてきたというのに、いざ本当に死亡事故多発という事態に至ってもそれについて無視とはどういうことでしょうか？自転車加害のものでなければ死亡事故までが幾ら起こっても無関心？まあ見え見えではありましたが、マスコミにとって歩行者の安全、交通安全などというのは本当はどうでもよく、ただ自転車の排除に動くときに都合よく持ち出すものでしかないのでしょう。
