３月１８日にこのようなニュースがありました。
浜田自動車道の２０人死傷事故、２審も実刑 広島高裁松江支部
http://www.sankei.com/west/news/160318/wst1603180065-n1.html
なお現時点ではもう消えていますが、NHKの島根ローカルにおいてもこのニュースは掲載されていました。
判決によると、昨年３月２６日、時速１００キロで走行中にスマートフォンを見て気を取られ、左側のガードレールに衝突。右側にハンドルを切って対向車線にはみ出し、マイクロバスにぶつかり、運転していた奥田昌之さん＝当時（５８）＝ら２人を死亡させ、乗客１８人に重軽傷を負わせた。
ひどいですね、ちょっと調べてみたところこの浜田自動車道は最高時速７０キロあるいは５０キロとのこと、いずれにせよ大幅スピード違反です、それでスマホながら運転で対向車線にはみ出し２人も死なせると、これだけ悪質な事故だというのに伝えたのはNHK島根ローカルと産経西ローカルのみ、先月２３日の自転車加害事故判決で関西版各紙(毎日除く)までもが割と大きな記事を載せてきたのとは大違いです。特に２月２４日のTBSひるおび、及び２月２６日のテレ朝モーニングワイドにおいてはこの件が１０分超に渡って長々と伝えられ、その中では自転車のスマホながら運転の様子も映され糾弾されていました。一方で自動車はスマホながら運転の末に２人を死なせてまでも扱いは無し、これではどこでスマホながらの自動車運転を報じるというのでしょう。まったくもって差がある対応と言わざるおえません。あとスマホながら自動車運転、最近のトレンドは窓枠から下にスマホを下ろしての見ながら運転ですね、これをやられると歩行者の目からは何かをやっているなというまではわかるのですが、確定的なことまではわからなくなります。果たして警察がこれを取り締まれているのかどうか心配になりますね。
