大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

ラグビーイベントの日でもバイク止めはそのまま、東大阪市はパネェぜ!

去る5月16日東大阪市花園ラグビー場で関西ラグビーまつりなるものが行われました、ラグビー場での試合他イベントなどが行われたようです、それではその日にラグビー場のある花園中央公園入り口のバイク止めはどうだったでしょうか?

そのままでした、もちろん正面のここだけではなく脇の方も、
 
くまなく塞いでいます、これではラグビー見に来る客はすべからくこの柵を越えなければいけないということになってしまいます、一応それぞれ車椅子の通行にも配慮されてる風ではありますが何も無い状態に比べて非常に通りにくくなっていることは言うまでも無いでしょうし、松葉杖の人や手押し車の老人などにとってもこれらは多大な障害となってしまいます、いくら何でもラグビーの試合中やイベント開催中などの真っ昼間の時間帯にわざわざこの公園にバイクで入ってきて暴走するような人はいないでしょう、それなのにラグビー観戦客にも有無を言わさずこういったところを通らせるとは何という断固たる姿勢なのでしょうか?
そもそもこういった公園は自転車もそうですが何より車椅子や手押し車の老人などの一番の交通弱者が車から逃れちょっとした近道する為に公園内を通り抜けることにも多大な面倒を強いて事実上排除していることにもなります、別にそんな必要無いほど周囲の歩道などが整備されていたならよいのですが、
 
ろくな歩道がありません、だいたい東大阪市って全体的に歩道がろくに整備されていないんですよね、
 
この道路は通りに大きなイトーヨーカドーが店を構えたりしていて東大阪市の中でも結構主要な道路ではないかと思うのですが歩道は見ての通りろくなものではありません、
 
この道路も車道の広さの割には歩道は狭くきわめて通り辛いものです。
そして花園中央公園の北の方には吉原公園〜吉原北公園〜中部緑地(北)と一直線に長く南北に連なる公園があります、こういう形の公園は川を埋め立てて造ったものと思われそういった公園は多くの場合自転車や歩行者が車に脅えることなく通行できる道路としても活用されている場合が多いものです、代表的なものとしては大阪市西淀川区にある大野川遊歩道が挙げられるでしょう、
 
こんな感じです、そういったところも東大阪市にかかればこうなります、
 
この有様です、車道と交差する毎にいちいちこんなものが設置されています、

こんなところはもう車椅子では通り抜けられないでしょう、

このバイク止めも非道いです、高さといい幅といい淀川のやつを凌駕する非道さです、こういったものが、

このように駐輪場として使われているらしいスペースの入り口までに設置されているのですからなんというかえらく徹底しています、

こういった裏の方のちょっとしたところも徹底的に塞ぎます、

ここなどはそもそも横の手すりを必要とする人などは、このバイク止めを越えられない気がします。
中でもこのエリアでは、
 
見ての通り公園と周囲の段差も低く自転車やバイクはちょっと乗り上げれば容易に侵入出来そうな感じです、まあ別にわざわざ入りたいとは思わないですけど、要はこのエリアでは入り口にバイク止めなど設置しても無意味だと思うのですが、
 
ガンガン設置されています、要するにこれらは車椅子や足の衰えた老人など一番極めつけの交通弱者を排除する為だけに設置されているのです、そもそもこんな大して大きくもない公園にバイクが侵入したような事例がどれだけあったのでしょうか?
こういったものを見てくると東大阪市の確固たる意思というものが見えてきます、それは、
車椅子の障がい者や足の衰えた老人は外に出てくんな!公園も使わしてやんねーぞ!
といったところでしょうか?いくら歩道の整備拡張などには色んな面倒があるだろうとはいえこれは余りに思い切った方針ですね、
正にバリアフリーという考え方に真正面から挑戦状を叩きつける東大阪市といったところでしょうか。
なお私が今までに見た最悪バイク止め大賞はこれです、

東大阪市荒本西公園のこれは高さと幅に厚みも加わって正に至高の一品となっています、もちろん横の歩道は、

狭いままでね。