大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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交通弱者虐待道路を目の当たりにしておきながら交通弱者のルール違反のみを槍玉に挙げる朝日放送ゆう+

昨日(9月30日)の朝日放送関西ローカルニュース番組ゆう+、兵庫県警の交通事故対策ということで高速道の事故の話に引き続き、高齢者の事故対策ということで、まず槍玉に挙げる感じで横断歩道の無いところで横断する高齢者や信号の変わるギリギリで渡る自転車の姿が、嘲笑うかのようなふざけたナレーションと共に放映されました、まるで交通弱者が事故被害に遭うのは自業自得みたいな構成だったのですが、これはあまりに一方的な報道です、昨日テレビで放映されたその現場、高速道の高架下になっているところを見ると恐らく国道43号線なのでしょう、国道43号線といえば、
 
このように横断歩道自体が存在せず、
 
このようなスロープを使うことを強要されるようなろくでもない交差点のオンパレードなのです、いわば道路構造そのものが交通弱者を排除する構造になっており、横断歩道が欠ける交差点が頻出する為、歩行者などは道路を横断する場合非常に遠回りの長い距離の移動を強いられるか、非常に面倒くさいスロープ(歩道橋)を使っての、今度は上り下りも加わった遠回りの長い距離の移動を強いられるのです、番組では歩行者の横断歩道外横断を槍玉に挙げてましたが、こういった車の交通をスムーズにする為だけに交通弱者が一方的に不便を強いられているという状況を見てこの朝日放送、何も思わなかったのでしょうか?こういったいわば交通弱者が一方的に不利を被り、ルール違反をせざるおえない状況に追い込んでおきながらそれを槍玉に挙げるというのは余りに一方的です、また信号ギリギリで渡っていく自転車も俎上に上げていたのですが、そんなの信号ギリギリで走って行き、横断歩道の信号が青になってから通過していくような車を見ることなど日常茶飯事です、それどころかこの国道43号線ではこんなものまでよく見かける始末なのです、
 
毎度おなじみ車の横暴は一切無視して交通弱者の粗探しばかりをする、一方的な弱いものいじめは止めて頂きたいものです。