先日の浪速区事故の判決が出たことにかこつけて、昨日今日とまたワイドショーで自転車叩きが展開されていたみたいですね、いかに無理やりにでも自転車男性を罪に問うたことが自転車叩き勢力にとって都合のいい材料になったかがわかります。
さて、マスコミの一方的な自転車叩きに異を唱え続ける私なのですが、その私とていわゆる自転車の乱暴な運転は目にすることもあります、携帯ながら運転もよく見かけますし(また非常に見えやすいですしね、車と違って、車の場合はかなり気をつけて覗き込まないと、ながら運転かどうか判別できませんからね、私もマスコミの一方的な自転車叩き報道などを見かなり腹を立てて、よっぽど気分の高ぶっている時でもないと、とても運転席を覗き込んで調べていくなんてことは出来ません)、無灯火、車道逆走も良く見るところです、まあ私は車道逆走自転車とすれ違う際にはキッと睨みつけ、時には舌打ちを喰らわすという運動も展開しているところなのですが、それでも無灯火といってもよっぽど真っ暗なところでもない限りはちゃんと見えますし、車道逆走もちゃんと見えているのですから回避は可能です、それより後ろから何かされるほうがよっぽど恐怖で、私が自転車に対して一番腹を立てたのは河川敷の道にてジョギングしている人が居たので私は自転車のスピードを落とし、その人との間隔を十分取って危険を感じさせないように安全に抜いていこうとしていたその時に、狭くなった外側をスピード出したままのロードバイクに掠めるように抜かされた時ですね、後ろから見ていたら何をしていたのがわかるだろ、ってところです。
また近所にて歩道を猛スピードで駆け下りる自転車の集団に連続して鼻先を掠められた事もありましたね、それぞれ小学生と高校生くらいの集団で、集団で乗っている間に自然と競争になるのでしょう、その時は腹も立ちましたが恐らく学校に苦情でも行ったのか、それ以来そういった行為は見かけなくなっていますからこの件についてもそこまでですね。
あと腹を立てるというより笑ってしまったのですが歩くのにも狭いようなところで、後ろから自分(歩行中)に猛然と自転車のベルを鳴らされ、挙句舌打ちまでされたこともありました、歩いているこちらとしても避けようの無いくらい狭いところに来てまでそんなことをするのですから、どこまでイラチなんでしょうか、ここまで来るともう交通規則とかそういう問題じゃなく一般常識とかその人の性格とか、そういう範疇の問題じゃないかとも思えてきますけどね、むしろ自転車でよかった、彼が車を運転しているときに遭遇しなくて良かったと思いますね、いきなり殺されかねません。
もっともこの出来事の起こったほんの少し前にはこんな光景も目の当たりにしていますし、
またこの車は見ての通りこのように横断歩道上でも堂々と歩行者にプレッシャーを掛けています、
そして私はこの一台後の車に幅寄せ行為(ちょうど前を通りかかったときにグッともう一段前に出られる)を喰らいました、先ほどの自転車よりこちらの方が実際自分も危険な思いをしましたし、腹も立ちました、他にも目の敵のように狭いところでも後ろから掠めるように抜かされたりだとか、スピードを出したままコーナリングする為に歩道も無いような狭い道でこちらは端ぎりぎりを歩いているにも関わらず外に膨らんですぐ脇を掠めるように通り抜けられたりだとか、こちらはいきなり生命に直結しますからね、こちらの方がよっぽど腹も立ちますし早急に何とかしなければならない問題のはずでしょう、車の危険横暴な行為に対して一切目をつぶるマスコミが自転車の危険ばかり声高に叫んでも、それは車の危険を覆い隠すことにしかならないでしょうし、むしろそれが狙いだと言うことも出来ます。
なお今日はこのような判決のニュースもあったのですが、
歯科医に禁錮2年10月＝持病で意識喪失、3人死傷事故―津地裁支部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000084-jij-soci
案の定どこのニュース番組も、自転車が加害者だと嬉々として全国枠で取り上げたNHKも含めて、無視していましたね(まあローカル枠ではやってるとは思いますが)、恐らく翌日以降のワイドショーも同様でしょう、こちらの方が明らかに直接的に２人を死なせているのですが、車の危険はなるべく隠蔽したいマスコミにとって都合の悪いニュースだったらそんなものですね。
