大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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淀川大障害2012その1、右岸淀川大橋(国道2号線)〜赤川鉄橋(城東貨物線)

前に淀川大障害と題して、淀川河川敷にはびこる邪魔で仕方の無い嫌がらせ柵について取り上げたのですが、あれから2年近くたっている事もあり、いくらか変化も見られますし、また知事も変わったところでもあるので、定点観測ということからも再び取り上げていきたいと思います。
邪魔で仕方が無い柵、これによって自転車は非常に不便と不快感を強いられ、車椅子に至っては通行が全く不可能になってしまいます、場所によっては車を通す為にこんなものが作られているのですからどうしようもありません、ここではその邪魔な柵の通行難易度によってランク付けをして発表していきます。
まずは自転車通行難易度
転転転転転 相当自転車を持ち上げたりしなければ通過出来ないもの、荷物を積んだりしてたらほぼ通過不可。
転転転転 一応通過は出来るが、狭かったりしてかなりの不快感を味あわされるもの、荷物を積んでいたりしたらかなり通過困難。
転転転 足元に邪魔な柵があり、乗ったままでは容易に通過出来ないもの。
転転 何とか乗ったまま通過出来るもの。
 まあちょっと気をつければそのまま通過出来るもの。
次に車椅子通過難易度
椅椅椅椅椅 何人付き添いがいても絶対通過不可能と言えるもの。
椅椅椅椅 何人か付き添いがいて、持ち上げることが出来れば通過出来るかもしれないと思われるもの。
椅椅椅 付き添い人がちょっと持ち上げれば通過出来ると思われるもの。
椅椅 多大な面倒を払えばなんとか自力で通過出来ると思われるもの。
 ちょっとの手間で自力で通過可能そうなもの、でもややこしい形状のものは無理そう。
といった形で評価付けをしていきます。
それでは今回は右岸、右岸というのは大阪市内では北側、そして摂津市高槻市の方の川岸です。
ではまずスタート地点のここから、

ここは右岸河川敷の下流側の行き止まり、見えている橋は国道2号線の淀川大橋、ここからちょっと行くと、あのろくでもない歌島橋交差点がありますね、

50億もかけて新たに交通弱者虐待を進める国土交通省近畿地方整備局、及びその動きを全力で支援する読売新聞大阪
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20101002/1286017184

もちろんここに入るところにも、うっとうしい嫌がらせ柵は設置されています、

道中の入り口にも、

そしてもうしばらく行くと、阪急本線(神戸線宝塚線京都線)、の鉄橋を超えたところにこれがあります、
右岸河川敷第29障害
自転車通行難易度 転転転転転 
車椅子通過難易度 椅椅椅椅椅
河川敷道路起点からの所要時間13分 距離2.4キロ

いきなり最悪なやつがきましたね、ここは車椅子などはどうあがいても通れそうにありません、何年か前まではここの扉は開けられたりしていたのですが、ただ、ちょっと横に行くと、

このように開口部が出来たので、ちょっとはマシになりましたかね、以前は完全に塞がれていましたが、それでも土の道ですからロードの人には辛いですけどね。
次に新御堂の手前にこれが、
右岸河川敷第27、28障害
自転車通行難易度 転転転 
車椅子通過難易度 椅椅椅椅
前障害からの所要時間6分 距離1.4キロ


で、新御堂を超えるとこれが、
右岸河川敷第25、26障害
自転車通行難易度 転転転転 
車椅子通過難易度 椅椅椅
前障害からの所要時間2分 距離0.2キロ


金属棒ブラブラもそのまま、

以前この棒に服が引っかかって非常に不快な目をしたものです、ここは日曜ともなると奥の駐車場は満杯、この狭い通路はひっきりなしに車が通り、また歩行者、自転車の通行量も多く、そして理不尽にもこの邪魔な柵で足止めされ、不快かつ危険なところとなります、事故とか起こってないんでしょうかね、それもあり、ここの通行難易度はそれぞれの柵の形状より一段階上げたものにしています。
更に行き、長柄橋(天神橋筋)、阪急千里線鉄橋を超えると、
右岸河川敷第24障害
自転車通行難易度 転転転転転 
車椅子通過難易度 椅椅椅椅椅
前障害からの所要時間4分 距離1.2キロ

ここも最悪クラスのところですね、前の29障害のところと違い、こちらにはこれといった抜け道も無く、特に車椅子の通行など完全に遮断されてしまいますね。
ここからちょっと行くと、堤防上道路も連続して、車を排除した形で(一部そうでないところもありますが)使えるようになるので、ここからは堤防上の柵についても取り上げていきます、ではまず、
右岸堤防上第13障害
自転車通行難易度 転転転 
車椅子通過難易度 椅椅
右岸河川敷第24障害より所要時間2分 距離0.4キロ

ここちょっと変化が生じています、以前はこのように、

右のところに小屋みたいなものがあったのですが、現在は、

撤去されています、これで少しは通りやすくなりましたね、もっともすぐこれがあるのですが、
右岸堤防上第12障害
自転車通行難易度 転転転 
車椅子通過難易度 椅椅

なお堤防上道路はここから赤川鉄橋までは砂利道となります、そして、
右岸堤防上第11.5障害
自転車通行難易度  
車椅子通過難易度 椅椅椅椅
右岸河川敷第24障害より所要時間5分 距離2.7キロ

ここは自転車にとっては大した障害でもないのですが、車椅子にとっては大きな障害であり、無理に通ろうとすれば極めて危険なものとなっていますね、もっとも砂利道という点で既に辛いのかもしれませんが、そしてここが、

赤川鉄橋入り口となります、床が鉄板張りになりちょっとは安心感が増しましたね。