京都新聞サイトにこのような記事が載っていました、
京都・鴨川遊歩道、足に優しく 木チップ使い造成
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160507000053
京都の鴨川河川敷遊歩道に新しく足に優しい木のチップを使った舗装を施したということです。京都といえば桂川や木津川、それに宇治川沿いは走ったことがありましたが、鴨川沿いは今まで行ったことがなかったですね。考えてみればこの桂川、木津川、宇治川、鴨川、このうちで市街中心部につながっているのは鴨川だけなのですね。市街中心部につながっている河川といえば淀川は通勤などの通行路として使用されるのを妨害するためか、
せっかくの河川敷がこのようにギタギタに寸断されていますからね。今回のこの鴨川の新舗装というのも足に優しいというのを理由付けにして、実際は自転車を走り辛くさせてその通行を妨害する為のものではないか、という疑念の元、今回初めて鴨川河川敷、そしてこの新舗装を見に行ってみることにしました。
桂川沿いを走って行き、京都競馬場のあたりを通り過ぎて5キロほど行けばこの分岐点にたどり着きます、ここを真っ直ぐ行けば鴨川、桂川沿いに嵐山方面に行くのなら見えている橋を左に渡ります。
鴨川河川敷はちゃんとつながっていて、幅もけっこう広く、砂利道が混ざっているということもなく自転車の数も少なく、もちろんあの淀川みたいな柵に邪魔されることもなく、思いの他えらく快適だったですね。
先の分岐点から3.5キロほど走るとこのように行き止まりになります、今まで南東側の岸を走っていましたが、こちらはここまでのようですね。
以降はこのように北西側に移ればいいようです。
そして問題の新舗装ですが、この勧進橋の手前、北西側の方にありました。
表面はこんな感じです。自転車での走り心地は少しは抵抗を感じますが、邪魔というほどのものではなかったです、淀川河川敷の一部に導入されたものよりは全然マシでしたね。
淀川大障害2012その4、左岸(南側)淀川大橋(国道2号線)〜豊里大橋(内環状線)
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120202/1328186108
まあこんなところもありましたが。
帰りは行きとは逆の北西側を通りました、さすがにこちらはあちこちで寸断、邪魔な柵も発生しましたが。
総合すると、鴨川河川敷は左右岸乗換えが必要になるところはあるにせよ、思いの他途切れているところもなく、懸念していた新舗装もなんら邪魔になるものではなく、自転車密度も低く(桂川自転車道はいささか混雑している感じでした。)、中心街への交通手段としても使える、えらく有用な穴場といったところでした。もっとも中心街に行けるといっても、
四条河原町のあたりはろくに自転車停め場がなく、それで苦労することになりそうですけどね。