大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

淀川大障害2015(差分のみ)その1、左岸(南東側)淀川大橋(国道2号線)〜御幸橋

以前に2回、淀川河川敷にはびこる、特に自転車の通行をはなはだしく邪魔する柵について、網羅的に紹介してきましたが、最後に紹介してから3年、以降また結構変化も見せていますので、今回は変化した部分のみをとりあげて見ていきたいと思います。なお、変化が無く、今回取り上げないところは、前回の記事を見てください。

淀川大障害2012その1、右岸淀川大橋(国道2号線)〜赤川鉄橋(城東貨物線)
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120130/1327920220
淀川大障害2012その2、赤川鉄橋(城東貨物線)〜淀川新橋
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120131/1328005733
淀川大障害2012その3、右岸淀川新橋〜水無瀬川手前
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120201/1328095585
淀川大障害2012その4、左岸(南側)淀川大橋(国道2号線)〜豊里大橋(内環状線)
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120202/1328186108
淀川大障害2012その5、左岸(守口〜寝屋川)豊里大橋(内環状線)〜仁和寺鳥飼大橋
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120203/1328279049
淀川大障害2012その6、左岸(枚方側)仁和寺鳥飼大橋御幸橋
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20120207/1328614770

まずはその柵の邪魔さについてのランク付けを、
自転車通行難易度
転転転転転 相当自転車を持ち上げたりしなければ通過出来ないもの、荷物を積んだりしてたらほぼ通過不可。
転転転転 一応通過は出来るが、狭かったりしてかなりの不快感を味あわされるもの、荷物を積んでいたりしたらかなり通過困難。
転転転 足元に邪魔な柵があり、乗ったままでは容易に通過出来ないもの。
転転 何とか乗ったまま通過出来るもの。
 まあちょっと気をつければそのまま通過出来るもの。
次に車椅子通過難易度
椅椅椅椅椅 何人付き添いがいても絶対通過不可能と言えるもの。
椅椅椅椅 何人か付き添いがいて、持ち上げることが出来れば通過出来るかもしれないと思われるもの。
椅椅椅 付き添い人がちょっと持ち上げれば通過出来ると思われるもの。
椅椅 多大な面倒を払えばなんとか自力で通過出来ると思われるもの。
 ちょっとの手間で自力で通過可能そうなもの、でもややこしい形状のものは無理そう。
といった形で評価付けをしていきます。
今回はわりと変化の大きかった左岸の下流の方から見ていきます。
まずは、直接の障害というわけではないですが、ここです、

以前は通れた赤川鉄橋が、予告されていた通りにもう通れないようになっていましたね。
ちなみにこちらが以前の光景です。

そして、次に変化があったところがここ、

さっきの赤川鉄橋のところから、ほんのちょっとだけ先に行ったところです、一見何の変哲も無さそうなところですが、3年前の画像がこちらになります、

邪魔が減った感じになりましたね、何らかの事故でもあったのかもしれません。
次はもうちょっと行って、ここは以前に淀川に架かる橋をまとめて紹介した時にも触れましたが、城北公園に下りるところ、
 
と、菅原城北大橋に上るところ、

それぞれ3年前の画像はこうなります、


大幅に緩和されましたね、赤川鉄橋封鎖との引き換えになっているのかもしれませんが。
そして大きな変更、
左岸堤防上第13障害
自転車通行難易度 転転転→なし 
車椅子通過難易度 椅椅椅→なし

3年前

左岸河川敷第22障害→消滅
自転車通行難易度 転転転転→消滅 
車椅子通過難易度 椅椅椅→消滅 

3年前

なんと障害が堤防上は大幅緩和、河川敷のものに至っては完全消滅しています。まあここは対岸の方では何も無いところですからね、ようやく歩調を合わすに至ったというところでしょうか。堤防上のものに関しては、堤防そのものが内側にちょっと幅が増やされて、その分通りやすくなったというところですね。ここに余分な柵でもまた設置しようものなら、強度に不安も生じることでしょう。まあ以前の状態がその不安を生じる状態だったわけですが。
そして次は豊里大橋を越えたところにまた大きな変化、
左岸河川敷第19障害→消滅
自転車通行難易度 転転転→消滅  
車椅子通過難易度 椅椅椅椅椅→消滅 

3年前

ちょっと行って、
左岸河川敷第18障害→消滅
自転車通行難易度 転転転→消滅  
車椅子通過難易度 椅椅椅椅椅→消滅 

3年前

けっこう消えてくれました。
次は鳥飼大橋の下、外に出るところ、現状です、


3年前


3年前こうだった柵が、

現在はこうなりました、

ちょっとだけマシになりました。
まあここは鳥飼大橋をわたる為には必ず通らなければならないところで、橋を渡る度にこんなところを通らなければいけないというのがそもそもおかしいのですが、もうひとつの上に登ったところのこちら、

はそのままですし。
次は仁和寺鳥飼大橋手前のここ、
左岸堤防上第7障害
自転車通行難易度 転転転転転転 
車椅子通過難易度 椅椅椅椅椅

3年前

3年前はこのようにうまいこと壊れて通りやすくなっていたこのバイク止め部分が、

今はこのようにえげつないものに変えられてしまっています、

ただでさえこのあたりは柵が集中していて非常に通りづらく、そのうえ非常に狭いところを車が我が物顔で走り回っていたりと、ろくでもない環境なのですが、このように邪魔なことだけはきっちりやってくれるという、ほんとろくでもないですね。
次はここです、

2013年の台風では上流の桂川流域では大きな被害がありましたが、淀川では堤防は破られはしなかったものの、その内側の河川敷ではなかなかに大きな損壊もありました、一番大きかったのはここでしょうか、以前はこうだったところが、

台風後にはこう壊され、

このように復旧しました。

その他にも、樹木が流されずいぶんすっきりしてしまったところもあります、こんもりしていたここが、

このようにすっきりと、

さて、最後です、この淀川、邪魔ばかりの自転車道、最終地点御幸橋のところです、3年前はこのように、まだ工事の真っ最中でしたが、

今はこのように工事も完成、

もちろん非常に通りやすくなりました、ただし、

邪魔物もきっちり設置されていますけどね。