大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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毎日放送がまた自転車叩き、今度は梅田の地下道とか

毎日放送が今日の夕方関西ローカル番組、VOICE内にてまた自転車叩きを行いました。
今度は梅田の地下道だとか、

ここですね、見てのとおりえらく長いです。

出ました、例の柵。
 

実に面倒くさそうな構造ですね。
番組内でも触れられていましたが、ここを迂回しようと思えば、梅田貨物駅は敷地が台形になっており下回りではえらく遠回り、上(北)を回ろうとすると高架橋を越えていかなければならないと、ほんと面倒なんですよね、梅田は南北に自転車で通り過ぎるのも多大な困難を伴いますが、東西も同様の状況ですね。それにしても番組では軽薄な腹の立つ調子で次々と自転車の行状を槍玉に挙げていきます、といっても「歩行者の脇をすり抜けている!」などと大仰に騒いでいましたが、ちゃんと脇をかわしていっているではないですか、車などは後ろから突然やってきてはけたたましくクラクションを鳴らし、挙句の果ては罵声をあびせたりしますよ、まあそういうことするのはほんの一部でしょうが、でもまだ確実にいますよ。そして次には自転車のケータイながら運転している様を映し出します、こんな風に自転車のケータイながらばかり槍玉に挙げていたら、車のケータイながら運転での死亡事故が数多くおこっているのですけどね。そして次にはそのルール違反の自転車の人に次々マイクを突きつけて問い詰めていきます。私なら「お前ら飲酒運転してるやないか」って言ってやって、没にさせるところですけどね。

マスコミの自転車叩きとは、飲酒ドライバーの「自転車じゃま!」という声だった。
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20141201/1417429897

そもそも大日地下道でもそうですが、ここしか通れない、というところに到底不十分な通行路しか確保せず、ただでさえ思いっきり不便な思いをさせた上にルール違反だと責め上げたりとかいうのはもういじめというものでしょう。本来であればそのまま通行出来るべきところを上に下にと遠回りさせられた上、駄目押しのように長い距離を押して歩けと屈辱的なルールを一方的に押し付けられるというのです、これはもう行政による明らかな自転車迫害策、そしてそれにお墨付きを与えるこの毎日放送という図式ですね。
そもそも番組内では「歩行者の脇をすり抜けて〜」などと言われていたわけですが、車などは、
 

これですからね、歩行者の行く手を堂々と遮り、迂回させています。この日は十日戎の日で、なんばの一部から通行規制が行われており、そのちょっと裏の状況ですがこの有様、特にひどい状況でした。ちょっとでも通行規制が行われて渋滞でも起きようものなら、歩行者などに散々迷惑をかけてもマスコミは無視、その行為は容認され、通行規制の方が悪いとさえ言われる始末です。一方自転車の方は不条理な道路構造に散々行く手を阻まれ、とても十分ではない通行路に嫌がらせのような規制をかけられ、そこを待ってましたかのようにマスコミが監視する。車への規制は全力で回避させ、自転車には理不尽な規制を推進、これがマスコミのやっていることです。