このようなニュースがありました、
深々とおじぎするおじいさん、中国で話題に
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3135635.html
昨日、まずNHKが取り上げ、次にフジテレビ、TBSが追随、そして今日に日付が変わる頃にはYAHOOのトップページにも掲載されていました。歩行者が横断歩道*1を通行するのは当然のことで、当地の交通ルールがどうなっているのかは知りませんが、見たところ信号機も見当たりませんし、TBS動画では当局がわざわざ模範的などと言っていることから信号無視ではないのでしょう、そのような状況でなぜわざわざあそこまでドライバーにへりくだったりしなければいけないのか、そしてそういう態度を要求するかのように賞賛する行政、極めて不愉快で、かつ社会主義国の薄気味悪さを感じずにはいられませんでした。そしてこのニュースを報じたNHKなど３局とわざわざトップページにまで掲載したYAHOO、まるで交通弱者優先とか、保護とかそういうものを全てご破算にさせて、車の優位性を確定させたがっているような意図を感じるところです。
中国といえば４月１９日には日経新聞国際面にこのような小さな記事も載っていたのですが、
上海では車のクラクションが監視カメラで監視され、違反金を取られると、このニュースの方が日本の当局もやりかねない、波及もしかねないということでニュースバリューも高いはずなのですが、結局どこも追随せず、車の監視強化に繋がりかねないことは出来る限り黙殺という日本マスコミのようです。
*1:この横断歩道、えらく仰々しい柵があるのも気になるところです、あれだと自転車、車椅子はもちろん、買い物カートさえも通過は困難でしょう
