もうすぐ地下鉄が延伸する大阪府箕面市キューズモール角の交差点が、いつの間にかこんな風になっていました。
ずいぶんややこしい形状です、車を信号に関係なく常時左折可で通行させる為に、信号交差点にわざわざ信号のない横断歩道を付け足すというわけですね。
元はこうだったのが、
こんなことになってしまいました。
通行路を狭められる嫌らしい仕切りによって、思いっきり遠回りをさせられます。そして信号で待たされた上、信号のない交差点でスピードを出し、止まるかわからない車にも注意を払わなければならない、まさに踏んだり蹴ったりですね。
常時左折可交差点で歩行者妨害+徐行しない車。 pic.twitter.com/ys3cVhcpyh
— delalte (@delalte) 2023年10月12日
この場所の映像です、奥の横断歩道が信号のないものになります。傘をさした女性の前を車が通り過ぎていきました、明確な歩行者妨害ですね。またその後はスピードを出した車の通過が相次ぎます、最後の軽トラックはかなりのスピードですね。信号のない横断歩道では車には徐行義務があり、いつでも止まれるスピードでなければいけないはずですが、自転車や電動キックボードの徐行速度には饒舌なマスコミも、車のこととなると一切だんまり、重大事故も数多く発生しているにも関わらず、取り上げられることはほとんどありません。道路構造からいきなり邪魔な遠回りを強いられた末に、信号のない横断歩道の危険も上乗せされるという、車の利便性の為だけに交通弱者側に一方的に不便と危険が押し付けられた極めて悪質な道路行政だと言えるでしょう。