政治と金を言い立て、政治家に清廉潔白を要求しているマスコミが、直接的に政治参入者に資金力を要求するような世界的に類を見ない高額な選挙供託金について何も言っていないのは不思議です、何しろ国政選挙に立候補するだけで３００万〜６００万という金をドブに捨てる覚悟が必要となるのですから、「政治と金」などと言って政治家に清廉潔白を要求するのなら金のかからない政治環境を整えることも必要なはずです、「政治と金」を連呼するマスコミは選挙供託金についても大きく取り上げ、問題提起する義務があるでしょう、このままでは相続税がお手盛り無税の２世議員以外が政治に参入することはどんどん難しくなっていくでしょう、考えてみればマスコミとは政治家などの子弟を大量に縁故採用しているところでもあります、既存政治家を脅かすような在野の人材が貧困層から台頭するのを妨害する為、立候補をするだけにも資金面でこのような高いハードルをかけるという企みにマスコミも手を貸しているといったところでしょうか？
