大阪交通ニュース(はてなブログ版)

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祝!もんじゅ引き上げ成功、さあ廃炉だ!

良かったですね、もんじゅ炉内装置引き上げ成功、これで日本は滅亡の危機をひとまず脱しました(まあまだ燃料を抜くまでは危険は残っているのかも知れませんが)、それはともかく特にテレビなどのマスコミがこの件に対しては全く黙殺なことについては腹が立ちます、マジで日本の存亡がかかっていた重大事だったのですけどね、

この蛇腹が破けただけで日本滅亡だったなんて罰ゲームすぎます(実際に作業前に空気漏れが見つかったとか、そのまま行われていたらどうなったんでしょうか?)。
まあ日本滅亡どうこうは百歩譲って反対派の流言の類だったとしても(とはいえ実際に事故がおこってどれだけの被害になるかなんて公的な方面からの情報は全く聞きませんが。)3兆もの税金、もしくは電気料金を費やした事業が一つの大きな山場に差し掛かっていたのです、まるで無視はないでしょう、こんなもんじゅなんて知られれば知られるだけ反対派が増えるだけに決まっていますからね、姑息な話です、知らぬうちにコソコソと大金を使っていつの間にか導入され、被害が出ても責任を取る気はさらさら無いと、全くどうしようもない奴らですね。
それなのに懲りもせずまだ「秋からの再開を目指す」とか狂ったことを言っています、事故直後などは「炉内の損傷を調べる必要も無い、引き上げたら直ぐに再開」などとネジの抜けた発言までしていました、あれだけのトラブルをおこしたのにその反省も全くありません、こいつらの手にかかれば日本などあっという間に滅びてしまいそうです、再開などと寝言を言うのはせめてもう一つのこれもまたどうしようもない状態になっている高速増殖炉「常陽」をちゃんと落ち着かせてからでしょう、まあこんな少なくとも現時点では実用性が全く無い物に西川知事がゴーサインを出すとは全く思えませんが、むしろ廃炉の決断をして欲しいところです、しかし何で国はこんなどうしようもないものに巨額の税金、及び電気料金をかけ続けてまでこだわるのでしょうか?それは核燃サイクルというものにこだわっているから、もしくはそれを続けざるおえないところまで追い込まれているからです。
原発はよくトイレの無いマンションだと言われます、大量の危険な核廃棄物を生み出し続け、処分場所に非常に困ることになるからです、核燃サイクルとは六ヶ所村の再処理工場でその核廃棄物、いわばクソから使える部分、より猛毒のプルトニウムを取り出し、それを使って発電するのが高速増殖炉、言わばクソを喰って発電でき、そのクソからまたクソを生み出すことも出来るという(不要だが多量にあるウラン238をプルトニウムに変換できるということです。)そして危険な核廃棄物も減らすことが出来ると、これさえあればエネルギー問題も一挙解決、正に夢の高速増殖炉というわけです、まあ何かといえばプルトニウムが出てきて夢というより悪夢って感じですけどね、そして現状はと言えば六ヶ所村の再処理工場といえば当初7600億だった建設費が2兆以上つかっても完成せず、最終的には11兆使わなければいけないとか、そして多額の出費をしても再処理の試運転はトラブル続きでなかなか始めることが出来ない、ちなみにこの再処理というもの、通常運転でも多大な放射能を排出、またその再処理工程そのものが多大な危険を伴うとか、そして高速増殖炉といえば常陽は再起不能、手も付けられず、もんじゅは再起不能状態からなんとか復活したものの全くもってトラブル続きでまともに動かせてた時間などほんのわずか、挙動も不安定でプルトニウムにしてもナトリウムにしても危険性満載、アメリカやフランスさえも手を引き実用化は40年後とか言っているのです、40年後だなんて現時点ではまるで見通しが付かないって言ってるようなものですね、それでも大量の核廃棄物を資源と言い張る為には核燃サイクルというものを続けざるおえないとか、この国はいつから不法産廃業者みたいになってしまったのでしょうか、これは原子力推進の人はいつ終わるかわからないもんじゅもしくはその後継機によるトラブルを、六ヶ所の危険や有害廃棄物をも許容しなければならないということにもなります、えらい罰ゲームですね、私は御免です、マスコミは原発推進にはこれだけの犠牲と危険と覚悟が必要なことをちゃんと伝えるべきでしょう、受け入れられるはずありませんが。