大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

外国人も日本の劣悪な道路状況にはお手上げ?

「海外では自転車が歩道を走ることなど考えられない」
「自転車は車道(もしくは自転車道)を走るのが当然」
毎日新聞などがよく引き合いに出す話です、その割には私は日本橋電気街の堺筋の狭い歩道を外国人が自転車で走っているところをよく見かけたりするんですけどね、考えてみれば道路状況、ドライバーのマナー、何もかも外国とは違います、この日本の道路の、路側帯は恒常的に駐車の車で埋め尽くされ、

なおかつその狭くなった道で自転車の脇すれすれをかすめて威嚇するようにスピードを出しながら抜き去っていく車、恐らくこの外国人の方々にとっては、このようなクレイジーな状況下で車道を自転車で走ることのほうが歩道を走ることよりも信じられないということなのではないでしょうか?
また別の記事内ではこんな話も引き合いに出されていました、

ドイツやオランダを訪れた際に印象に残っているのは、一方通行する自転車だ。うっかり反対側を走り、高齢男性にものすごく怒られた。

有名なジョークに「この世の地獄とはコックはイギリス人、警官はドイツ人、〜〜」
というのもあります、まただいぶ前の日経でドイツ駐在員の話として、
「数日前に車でちょっと停止線を越えていたところを通報され、罰金を取られた」
なんて紹介されていたこともありました、日本じゃ考えられない話です、なんせ日本じゃこれ、

ですからね、恐らくそこでは車に対する取締りの姿勢も日本とは全然違うのでしょう、そこで自転車のルール遵守の厳しさばかり取り上げるというのも何だかバランスが取れていません、それに自転車大国だというオランダやドイツだと、このように自動車側の都合により一方的に自転車の通行が突然遮断される

というような不条理なことも無いのでしょうしね、このような道路構造から何から違う中で自転車の一方通行ばかり闇雲に押し進めても、それは自転車側を迫害することにしかならないでしょう。