今日(２８日)も日テレ夕方ニュース番組「news every.」において「暴走自転車」とか煽って自転車叩きが長々と展開されていました、「千台以上の自転車が殺到！」とか「すごい数」とか言ってまるで存在そのものが悪とでも言いたげな調子です、その後も複雑な交差点でやたら窮屈な法規を押し付けようとしてきたり、どう考えても自転車しか走ってないような道で「自転車は端を一列になって走れ！」とかいちゃもん付けたりともう悪意に満ちた内容でした、むしろそんな狭い道に車で乗り入れて来るな！と言いたいです、「歩行者も横断できない」とも言ってましたが、そんなこと言うのなら信号の無い横断歩道のそばで歩行者が待っていても車が停止したところを見たとこなんて一切無いのですけどね、(自転車の)信号無視の例もありましたが、それは映像でも横で歩行者ものんびり横断しているくらいなところで、滅多に事故も起こらないようなところの事例をも殊更に無理やり取り上げてきたように思えます。
ここにきて各局また狂ったように自転車叩きをしてきているのですが、この秋の行楽シーズンになって感じることはといえばそのマスコミが押し付けようとするイメージとは違い、危ない車が増えてきた、ということです(毎年そんな感じがします)、先日も路上駐車で死角が出来ているにも関わらず、その狭い道をスピード出したまま突っ込んでくる車にヒヤッとさせられましたし、実際この数日だけでも死亡ひき逃げが２４日大阪府千早赤坂村、２５日茨城県鉾田市、２６日徳島県吉野川市、２８日神戸市垂水区とこれだけ起こっているのです、特に今日(２８日)の神戸市垂水区の件は、ひき逃げした車の側が信号無視したという目撃情報もあり、またそのひき逃げ犯は未だ逃走中であり、マスコミとしてはこのニュースを大きく伝えてひき逃げ犯検挙、もしくは自首につなげなければいけないところだというのに、日テレやよみうりテレビのニュースサイトを見ても一切そのニュースは載っていません、日テレは自転車がどうでもいいようなところで信号無視をしているのは殊更に問題視するくせに、車が実際に人命を奪う信号無視事故をして、また未だに逃走中だというのに系列の地元局よみうりテレビを含めて無視するのです、自転車を叩くことばかりやっておきながら、交通弱者の生命のことなどは実は微塵も考えていない、ただ自動車の快適な走行を得る為に邪魔な自転車の排除を目論む、それが日テレの報道姿勢というものなのですね。
