大阪交通ニュース(はてなブログ版)

交通弱者のためのニュースを追求します、あとコメントは承認制にしています。はてなダイアリーhttp://d.hatena.ne.jp/delalte/より移転しました。

自転車は道路の真ん中を走るべし

今日、このようなニュースが出ていました、

愛媛・松山市で中学生が乗った自転車が70歳男性をはねる 男性は頭などを打ち死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120117-00000407-fnn-soci

他にも横浜市相生市でも自転車加害の死亡事故が起こっており、ちょっと立て続けに起こってしまっているところですね。
この中でも相生市の事故は夜の河川敷で起こったものだとか、照明の無い河川敷は夜には危険極まりないですね、まさしく真っ暗になり、歩行者などはどこにいるのか全く見えなくなります、よっぽど明るいライトを持っているのでもない限りは夜の河川敷に自転車で乗り入れるのは止めた方がいいでしょうね、もっとも並行している道路がもっと悪条件だったりしたらどうしようもないですけど。
そして起こったばっかりの松山市の事故ですけど、

幅が5メートルあまりのセンターラインがない見通しのいい直線道路で(NHKより)
事故当時、雨が降っていたが、中学生はかっぱを着ていて、傘は差していなかったという。(上記リンクより)

悪条件が重なってしまった感じですね、雨が降ると傘とかいう以前に前が見づらくなりますからね、その中でも見逃せないのがここでしょう、

男子生徒の運転する自転車が道路右側の路側帯を走っていたところ(NHKより)

これは終始車目線なマスコミはなかなか言わない話ですが、このような狭い道では自転車は道路の真ん中を通るべきです、歩道も無いようなところでは脇道から出てくる、それこそ歩行者から自転車、車に至るまで色んなものに対応出来ませんし、何より道路端を歩く歩行者を危険にさらすことになります、車が我が物顔で「自転車は脇に寄れ!」と優先権を主張しても良いのはそれこそ片側2〜3車線あったり、歩道がきちんと整備されているところに限るべきで、歩道も何も無いような狭い道ではあくまで交通弱者優先であることを、ちゃんと歩道上の自転車以上に知らしめていくことが大事でしょう、狭い道でもそこのけとばかりに盛んにクラクションを鳴らすドライバーは、鳴らした相手だけではなく道路端を歩く歩行者をも危険に陥れていることを自覚すべきです。